イクメン・イクボス応援リレーメッセージ

イクメン・イクボス応援リレーメッセージ

イクメン・イクボス応援リレーメッセージ > 愛知県経営者協会会員サービス部 部長 東村誠
平成27年9月

愛知県経営者協会会員サービス部 部長 東村誠

イクメンについて、これまで3名の方から応援メッセージをいただいておりますので、私は少し視点を変えて、仕事の観点からメッセージをつないでいきたいと思います。

例えば、イクメンとして頑張っている方が、上司に対して「子どもが熱を出したので、幼稚園に迎えに行くため、早退させてください」と実際に言ったとき、「そんなことより仕事はどうなっているんだ」などと言える上司は、まずいないと思います。人として、「それは大変だね。すぐに行ってあげなさい。」となるのが常識ではないでしょうか。

ところが、実際には、このようなシチュエーションがどこでも起こっているわけではありません。それは、実際に声に出せばそのような流れになるであろうとしても、言い出しにくい雰囲気があったり、あるいは周りに迷惑がかかることを恐れて、あえて言わなかったりする人が多いからだと思います。

子どものことが大事なのに、なぜ実際に口に出して言えないのか。それは、現実に仕事が存在し、自分が帰ってしまうと、その仕事に支障をきたすとの不安があるからではないかと考えられます。

そこで、イクボスに登場いただく必要があるわけです。イクボスがやるべきことは、上記のように「早く帰りたい」との申し出があった場合に、「早く帰っていいよ」と許可を与えることだけではありません。単に、理解を示すだけでは、仕事は片付きませんし、その結果、周りの人に迷惑がかかったり、イクメンの人があとから苦労したりすることになります。そうではなく、事前にそのような事態をシミュレートしておき、バックアップ体制を整え、的確にイクメン本人や周りの人に指示すること、これがイクボスに求められることだと思います。

一方で、イクメン自身も、自らの仕事の状況につき、上司への報連相を適宜行うとともに、仕事の引継ぎがしやすいよう準備しておくことが大切です。せっかく、イクボスが支援体制を整えてくれているのに、自分で仕事を抱え込んでしまっていては、全く意味をなしません。

つまり、イクメン・イクボスと呼ばれる人たちは、実は仕事が出来る人たちです。イクメン・イクボスが活躍している職場は、自分だけの仕事ではなく、周りの仕事も理解していますから、全体としても、非常に効率がよく、誰もが働きやすい職場です。普段から、お互いに助け合い、より高い業績を上げることができているのではないでしょうか。

つまり、会社内に限って言えば、イクメン・イクボスになろうとすることは、難しいことではありません。会社のために、より良い仕事が出来るよう、心がけていれさえすれば、自然にイクメン・イクボスになることができるはずです。

管理職のみなさん、あなたも自信を持って、今日からイクボス宣言してみませんか?

次回のリレーメッセージは中部ダイバーシティNet 幹事企業 中部電力株式会社 多様な人財活躍支援室 女性活躍支援チーム長 山口房江さん、よろしくお願いします。

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