イクメン・イクボス応援リレーメッセージ

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イクメン・イクボス応援リレーメッセージ > 中部電力株式会社 多様な人財活躍支援室 女性活躍支援チーム長 山口房江
平成27年11月
中部電力株式会社 多様な人財活躍支援室 女性活躍支援チーム長 山口 房江

中部電力株式会社 多様な人財活躍支援室 女性活躍支援チーム長 山口房江

私は企業でダイバーシティ(主に女性活躍)推進の担当をしています。また、これまで仕事と育児を両立してきた一人の女性社員でもあります。そこで、私からは、「イクメン」について日頃感じていることを、公私両面からご紹介したいと思います。

まずは、プライベートのことからお話しします。我が家は、2人の男の子(中1と小5)と夫と私の4人家族です。手前味噌ではありますけれど、私の夫はまずまずの「イクメン」なのだろうと思います。育児休職は2回とも私が取りましたが、復職後の家事と育児は、夫と私でほぼ半々にシェア(1カ月単位で、保育園の「送り担当日(遅番)」と「迎え担当日(早番)」が夫婦で同じ日数になるように分担)しています。今では子供が成長し、保育園や学童保育所への送り迎えはなくなりましたが、早番と遅番の分担は続いておりまして、早番の方が定時で仕事を切り上げ、夕飯を作って子どもの相手をしています。

この分担のおかげ(つまり、夫がイクメンであるおかげ)で、子育てしながらも、お互い、月の半分はフリーな時間が持てますので、早く帰るもよし、友達や同僚とリフレッシュするもよし、仕事に充てるもよし、時間を有効活用することができます。特に仕事が繁忙な時期は、こなしきれない業務を消化できる日が週に数回あることで、随分救われます。育児中の女性が職場での役割を果たしていく上では、育児・家事を自分だけで抱え込まず、働ける時間を必要な時に柔軟に確保できる環境が大切であると、実体験からも感じているところです。

こうした話を人にすると、「あなたはとても恵まれていますね。」「ご主人が特別な職場だからできるのでしょうか。」などと驚いたような反応をいただくことが大半です。その背景にはやはり、共働きであっても、育児や家事を当たり前のように女性が主に担っている家庭が多いからでしょう。事実、女性が毎日、育児のために短縮勤務やノー残業で帰ることについては違和感なく捉えられても、それが男性になると、なかなかそうはいきません。だからこそ今、行政や企業等が「イクメン」「イクボス」を推進することは大変意義のあることだと思います。

昨今では、急速な少子高齢化に伴い、企業の中で、仕事と介護の両立支援についても取り上げられるようになってきました。当社でも今夏、主に40歳以上の従業員に対して介護に関するアンケートを実施したところ、今後、仕事と介護の両立者が増加していく傾向にあること、女性だけでなく男性の多くが「将来、自身が介護に携わるだろう」との当事者意識を持っていること等がわかりました。また、「職場に迷惑をかけたくない」「上司や同僚に理解が得られるだろうか」等の不安の声も聞かれました。これは、仕事と育児の両立をする男女の悩みと類似しています。

今や、両立は女性だけの課題ではありません。育児だけでなく介護という切り口からも、男女ともに両立しやすい環境の整備が一層求められる時代です。多くの男性が両立に対する抵抗感を払しょくするには、育児や介護に携わりながらも、職場の貴重な一員として活躍し続けられるよう支援をしていくことが大切だと思います。これは女性活躍にも通じることです。
 そのために私も、微力ではありますが、精一杯尽力していきたいと思います。

次回のリレーメッセージは愛知中小企業家同友会 理事 有限会社ソフィア企画 代表取締役石塚智子さん、よろしくお願いします。

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