イクメン・イクボス応援リレーメッセージ

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イクメン・イクボス応援リレーメッセージ > 愛知中小企業家同友会 代表理事 株式会社羽根田商会 代表取締役 佐藤祐一
平成29年2月
愛知中小企業家同友会 代表理事 株式会社羽根田商会 代表取締役 佐藤 祐一

愛知中小企業家同友会 代表理事 株式会社羽根田商会 代表取締役 佐藤祐一

イクメン、イクボスという言葉を毎日のように聞くようになりました。

政府も「一億総活躍社会」を掲げ、男性、女性、高齢者が働ける環境をつくろうとしています。

その一環として今年から「働き方改革」を推進するという方針が出ています。

働き方を変え、すべての人が健康に、介護や育児等でも離職せずに働くこと、それにより国としての生産性を上げることを目指しています。

その中で、すでに男性が育児に参加するのは当たり前、それを会社や上司が応援するのも当たり前という空気も出来つつあります。

イクメン、イクボスは大手企業の社員を中心にマスコミの話題にもなっています。しかし、話題になるということはまだまだ少数派なのかもしれません。

私は愛知中小企業家同友会という経営者団体に所属しています。

愛知県下の4000社を超える経営者がお互いの経営を語り、「よい会社」、「よい経営者」、「よい経営環境」をめざして勉強を重ねています。そして、私たち皆が、小さくてもよい会社になることで、より安全で住みやすい豊かな社会をつくる運動をしています。

その中で近年の大きな経営課題として取り上げられるのは人手不足です。

愛知県の有効求人倍率は高く、中小企業では簡単に人は採用できません。

しかし、人がいないから仕事が取れない。仕事が取れないから業績が上がらないと言っていても始まりません。

何としても人が集まってくれる会社をつくらなければなりません。

働く人の意識も変わりつつあります。大きい会社のブランドの元で働くということも素晴らしいことですが、同時に、自分らしく働きたいという人も増えてきています。

自分のライフスタイル、価値観を実現できる会社であれば、会社の大小にはこだわらないという人たちが出てきているのです。

率直に言えば、中小企業経営者の中でイクメン、イクボスへの理解が進んでいるとは言えません。

しかし、それを解決することが経営課題である人手不足の解決につながるのです。

イクメンを推進する余裕などないと言ってあきらめてしまっては何も変わりません。

私たち経営者が、今、やらなければならないことは、ひとつは、働く人のライフスタイルやニーズに合わせて柔軟に働き方を選べるようにすること。

もう一つは、その選んだ働き方を会社や上司が認め積極的にサポートすることだと思います。

人は誰もが周りから認められ、あてにされ、頼られることを求めています。

それは、その人が十分なパフォーマンスを発揮してこそ実現できます。

仕事の中にやりがい、楽しさ、喜びを見出し、周りの人にも頼りにされる社会人生活は幸せです。

それを実現できる環境整備こそが経営者の仕事ではないでしょうか?

実は、小さな会社こそ環境整備がやりやすいのです。

経営者は即断即決できます。そして働く人の声も直接聞けます。これが中小企業の強みです。

社長が決断し、社員を巻き込み、仕組みをつくればすぐにでもスタートできます。

男女の違いもなく、年齢の違いもなく、ひとり一人が与えられた状況の中で最大の力を発揮でき、しっかりと定着してくれれば強い会社が実現します。

それは、働く人にとっても大きな魅力です。

自分らしさを発揮できる会社ならばやりがいをもって働けます。

そんな魅力のある会社ならば、人手不足の中でも採用に困ることはないでしょう。

日本の企業数の99.7%を占める中小企業がそういう会社になれば世の中が変わるでしょう。

まずは、経営者が決断することです。

愛知中小企業家同友会においても女性経営者だけでなく、各企業の女性の活躍を応援しています。

女性経営者の会は地域社会で活躍できる女性リーダーの育成を、一方、男女共生委員会では誰もが働きやすい企業づくりなど、それぞれの視点から女性の活躍推進や、働き方を研究し、中小企業においても女性が活躍できる環境を後押ししています。

私たちは、女性も男性も高齢者もさらには障害者も生き生きと働ける会社をつくることを目指します。

その最初の形がイクメンであり、イクボスなのではないでしょうか?

まずは、ここから取り組み、いい会社、強い会社をつくり、誰もが活躍できる社会づくりに貢献したいと思います。

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