企業の取組事例
(育児休業取組状況等の公表)

株式会社平松木型製作所

  • 業種
    業種
    製造業
  • 所在地
    所在地
    安城市和泉町郷前39番地
  • 従業員数
    従業員数
    29名

〈企業担当者〉

男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
顧問の社会保険労務士より2022年10月1日より、男性の育児休業の新しい形態ができると情報をいただき、またちょうどその頃男性社員からも問い合わせがあり、導入を前向きに考え始めた。
男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
産後パパ育休の法律が施行された2022年10月に顧問の社会保険労務士に社員全員対象に研修会を行い、育児休業の仕組みを学んだ。
取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
子が生まれてからの急な申し出の場合、その職場も混乱するため、安定期に入る奥さんの妊娠5ヶ月前後に、育休をどのように取得するかの申し出を行うよう声掛けをし、早い段階で休業することを部署内で共有化した。
取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
業務の引継ぎについていい機会なので業務の見直しを行い、不必要なものは削除してスリム化し、また担当割り振りを行い、他の者でもできるようにした。
定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
育休取得希望者が出た場合、男性・女性の区別なく顧問の社会保険労務士に制度の説明をしてもらっている。

〈男性従業員〉

育児休業を取得したきっかけ
妻だけではなく夫婦で子を育てることにより、家族間の絆を深めたいと思ったこと、子を赤ん坊のときから夫婦で一緒に育てることにより成長を見守りたいと考えたため。
育児休業を取得して良かったこと
産後の大変な時期に妻をサポートできた。子とスキンシップを十分とることができた。家族のためにより一層頑張らねばという気持ちが大きくなった。
育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
業務の引継ぎに対し、十分な期間を設け、丁寧に説明を行うよう心掛けた。
育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
自分の思い通りにならない赤ん坊を育てる大変さを学び、今やれることを先延ばしせず、その場その場で処理していく必要性を学んだ。仕事の上では効率的に行うことを心掛けるようになった。
これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
男性も積極的に育児に参加して欲しいです。会社で育児について色々情報交換がしたいとも思っています。

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