有限会社大日電気工業
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- 業種
- 製造業
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- 所在地
- 名古屋市天白区中坪町80番地
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- 従業員数
- 39名
〈企業担当者〉
- 男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
- 社員のワーク・ライフ・バランスが向上し、定着率アップや企業価値向上につながり、また、育児者という視点を得ることで公私とも視野を広げることができると考えたため。
- 男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
- 育児休業について正しく理解し、日々メディアや専門家からの情報収集を行い知識をつけた。
- 取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
- 対象従業員に育児休業の取得の意向、希望するタイミングや期間などを聞き取った。
初めての制度導入であったため、対象従業員が不在になることを想定し、従業員が抱える業務量・内容を把握した。
- 取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
- 取得者に対し、育児休業中の仕事の状況等の情報や資料を提供することにより、スムーズに復帰できるようにした。
- 定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
- 取得を申し出やすい雰囲気をつくるため、従業員の多能工化を進めている。
〈男性従業員〉
- 育児休業を取得したきっかけ
- 一生で一度の父親として特別な時間になるのと、会社のこれからの世代と、時代の礎を作ることができればと思ったから。
- 育児休業を取得して良かったこと
- 家族や子供と過ごすことが、かけがえのないものと心の底から思えたこと。
- 育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
- 日頃から自分にしかできないことを作らず、ワンチームとして動き、判断すべきところはしっかり確認を徹底することで、それらを通常業務化する。
- 育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
- 親になり子育ては一生続く、その中での学びや育むというのは会社の中でのやりとりと何ら変わらない面があると思うので、子供との会話は大切。
- これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
- 取得するしないも自由ということ自体が不自由な社会で、更に男性が会社を休んでまでもと思われるのも逆境。父・母というのは子供にしてみればただ2人のみ。おのずと答えは出るはず。