株式会社エヌ・メルクス
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- 業種
- 情報通信業
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- 所在地
- 名古屋市中区錦1丁目7番34号 HF名古屋ビルディング8F
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- 従業員数
- 128名
〈企業担当者〉
- 男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
- 近年、社内従業員の若手層も多いことから令和4年の法改正を受け、会社のイメージアップ、採用活動によるアピールの一つとして男性育児休業の促進に取り組むこととしました。
- 男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
- 法改正に合わせ、事前に就業規則を整備し、育児休業関連の制度や手続き案内資料の作成、全体会議での周知、研修会で情報を発信し取得促進に取り組んでいます。
- 取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
- 休業取得による欠員が発生することを社内、顧客先にも早期に通達することで業務調整を行い、一部のみに負荷が偏らないよう、負荷の平準化に心掛けています。
- 取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
- 早期に休業期間を管理者間で共有し、顧客先を含めて休業取得者が不在時に業務へ影響が及ばないよう事前調整を行いました。
- 定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
- 社内における育児休業制度を定期的に全社員へ周知し、性別に関係なく休業取得に対するハラスメントが起こらないよう、定期的な研修を実施します。
〈男性従業員〉
- 育児休業を取得したきっかけ
- 妊娠・出産を考える時点から、育児にどう関わるかを考えており、そのタイミングで会社から育児休業制度の説明があったため、取得しました。
- 育児休業を取得して良かったこと
- 二人目の出産であったため、妻の入院中の上の子のサポートをすることができ、また、産後の準備や行政への申請などを行うことができ、スムーズに産後の生活を始めることができました。
- 育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
- 会社に対し、二人目の妊娠・出産を計画している段階から育児休業取得について相談しており、お客様との調整を早期にしていただいたことで、現場レベルでの調整をスムーズに行うことができました。
- 育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
- 育児に専念することで「当事者意識」を念頭に、育児に関わる上で今なにが必要なのかを常に考えており、業務に当たる上でも、「当事者意識」を持ち、今何が必要なのかを常に考えることが大切だと感じました。
- これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
- 出産は大きな負担を伴い、産後の体に更に負荷がかかると、数十年後に症状として現れるようなこともあります。産後の負担をできる限り軽くするためにも、育児休業が取得できる環境にあるなら、積極的に取得していくのがいいかと思います。
