企業の取組事例
(育児休業取組状況等の公表)

株式会社学童クローバークラブ

  • 業種
    業種
    医療、福祉
  • 所在地
    所在地
    岡崎市福岡町字菱田56番地6
  • 従業員数
    従業員数
    45名

〈企業担当者〉

男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
子どもが産まれる前から育児休業取得について上司に相談があり、男性社員も育児休業を取得しやすい職場環境を整える仕組みづくりに取り組みました。学童保育事業を行う中で、社員が育休を取得し育児を経験することで子どもの成長を間近で感じ豊かな心をはぐくむことでより質の高い業務を行うことができるようになることを期待しています。
男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
育児休業取得促進パンフレットを作成し、社内チャットで発信し制度周知を行いました。
取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
対象者本人に対し、上司と面談する機会を何冋か設け要望の聞き取りと休業から復帰までの流れを説明しました。休業期問の手当金についてなど社内チャットでも質問を受けることができるように相談窓口を明確にして環境を整えました。
取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
対象者本人の取得時期について所属事業所スタッフにも相談し調整しました。
取得時には他事業所勤務スタッフが対象者のシフトをカバーする形で会社全体でサポートを行いました。また業務引継ぎを段階的に行い、他の社員への負担も考慮するため一時的な業務分担の見直しを行いました。
定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
男性社員も育児休業取得の実績があることを社内にPRし、取得しやすい職場の雰囲気づくりに今後も取り組んでいきます。

〈男性従業員〉

育児休業を取得したきっかけ
赤ちゃんが生まれた直後は、妻はまだ自身の身体の回復期間中ということもあり赤ちゃんの世話に慣れていない状態なので、父親は母親がすべてに慣れるまで育児休業を取得することで負担を軽減することができると思ったからです。
育児休業を取得して良かったこと
母親だけでなく赤ちゃんの世話にも慣れることができ、母親の気持ちも理解でき、おむつ交換、授乳、赤ちゃんのお風呂など、毎日のすべてのことをどのように行うかがわかりました。どれだけ疲れるかも理解でき、負担を軽減するためにサポートすることもできました。
育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
休業を取る前に所属部署のスタッフと話し、育児休業を取ることを快く承諾してくれて本当に感謝していると伝えました。自分の勤務シフトをカバーしてくれる人たちに声をかけ、自分がもつ業務の引き継ぎについては口頭とチャットで行いました。
育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
家族を養うために、仕事をより最善を尽くすことです!
これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
育児休業を取る前に、いくらかお金を貯めておいてください。休業中は仕事がないので、家族を養わなければなりません。感情に関してはもっと忍耐が必要で自尊心を抑えることが大切です。妻の身体回復期間に備えて事前に準備できることを整え、対応することが大切であると考えます。家事をしてください。怠けないでください。簡単にできます。

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