企業の取組事例
（育児休業取組状況等の公表）

〈企業担当者〉

男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景

従業員の中には配偶者が外国人であったり、里帰りすることが困難な従業員もおり、男性従業員の育休が必須であると痛感したため。

男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組

就業規則にはあるものの、育休を取得する従業員はゼロだったが、新たに【出生時育児休業】が始まったことにより、28日間であれば業務を滞りなく行えると判断し、取得促進に踏み切った。

取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点

対象従業員の業務を見える化し、引継ぎをスムーズに行った。

取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと

業務を引き継いだ従業員だけでなく、職場全体で業務を手伝い負担を分散させた。

定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください

出産を控えている・結婚した従業員への周知。また、業務の標準化のために、指導・教育を行っている。

〈男性従業員〉

育児休業を取得したきっかけ

里帰りが出来ないため、妻一人では大変なので、育休を取ることに決めました。

育児休業を取得して良かったこと

家事の手伝いが出来たこと。子どもの世話を一緒に出来たこと。

育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点

育休前に職場の上司と相談して、仕事を分担して進められるように話し合ったこと。

育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること

奥さんが次に何をして欲しいか、先回りして考え行動していたため、職場でも同様に行動できるようになったこと。

これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス

子どもの新生児の期間は限られた貴重な時間だと思います。是非会社の協力を得て、貴重な時間を奥さんと一緒に経験してほしいです。