企業の取組事例
(育児休業取組状況等の公表)

カネサン建設株式会社

  • 業種
    業種
    建設業
  • 所在地
    所在地
    西尾市一色町前野荒子79番地
  • 従業員数
    従業員数
    13名

〈企業担当者〉

男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
年間休日が少なく労働者のうち男性の割合が多い業界だからこそ、出産時くらいは率先して家庭運営に携わってほしかったから。また当たり前に一定期間休める環境に周囲の従業員も慣れてほしかったから。
男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
小さな会社なのでこれまで該当者がいなかったが機会があれば取得を促すために、改正された法律に基づき「育児介護休業規定」を改定し運用を開始した。
取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
対象者は当初育児休業を取得するつもりはなかったが、給付や社会保険料免除等の概要、また出産後に担わなくてはいけない家庭内の労働を具体的に挙げて話をしたところ、取得の意思を固めた。休業取得中の生活を想像させた点が良かったように思う。
取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
工事期間の途中からの休業ということで、書類上の引継ぎはできても多方面の社外の方からの問い合わせが入ってしまうため、その対応が課題に。普段から施工途中データや書類の管理方法を定め、担当以外でも内容を確認できるようにした。
定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
育児休業に限らず「事情がある人は誰でも休んでいい」と思えるように、常に誰かが休み、誰かがそれをカバーするという構図をまず単発の休みから平準化したい。不公平にならぬようカバーする役を偏らせない点に留意している。

〈男性従業員〉

育児休業を取得したきっかけ
第二子の出産。
育児休業を取得して良かったこと
子供の成長を細かく感じられること。
育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
事前に、上司と細かく現場の打ち合わせを重ねたこと。
育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
妻の大変さを知ることで、仕事を頑張る活力になること。
これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
取得するなら一ケ月程度が良い。
ただの休みではないことを理解し、育児を積極的に行うこと。

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