新英金属株式会社
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- 業種
- 製造業
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- 所在地
- 安城市住吉町3丁目12番1号
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- 従業員数
- 156名
〈企業担当者〉
- 男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
- 育児休業制度改正に伴い、従業員個人の問題ではなく企業の義務として従業員が仕事と育児を両立させ、安心して働くことが出来る職場環境を整える必要があることを求められた。
- 男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
- 育児休業制度改正を受け、全従業員に対する制度周知をはじめ、相談窓口を設置するなど、育児休業を取得しやすい職場環境づくりを推進している。
- 取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
- 制度の周知、制度に対する理解を得るために社内報を活用して育児休業取得済者の育児休業と仕事を両立した実体験談を特集した。一方、現実的な課題として残るのは、収入の減少による生活の不安感の解消策が求められている。
- 取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
- 取得者の業務の棚卸しを早い時期に行い、取得者が不在中の業務体制を、従業員とのヒアリングを踏まえて策定することで、短期間でも不安なく業務遂行が可能となった。
- 定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
- 取得者個人の問題ではなく、グループ全社の課題として捉え、継続的に制度周知を行い、働き方改革を更に進めていきたい。
〈男性従業員〉
- 育児休業を取得したきっかけ
- 過去に男性育児休業を取得したグループ会社の親友から実体験談を聞いていた事と、2人目の出産となる妻の産後の不安や負担を軽減するため、育児休業制度を利用して、長男の園への送り迎えや家事全般を協力しようと思い立った。
- 育児休業を取得して良かったこと
- 家事育児等の大変さを実感することができ、グループ会社の男性従業員の育児休業取得促進の一助になれたのではないかと自負している。
- 育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
- 短期間の休業でも、業務の棚卸しを早めに実施し、自身が不在中の業務体制をしっかりと話し合ったことで、安心して任せることができた。
- 育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
- 自身の経験を職場の同僚に示し、管理職の立場としても働き方改革の観点で、常に業務の見直しの必要性を考えながら業務遂行している。
- これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
- 自身が家族のために積極的に取得することが大事であり、育児休業取得を考えている従業員が取りやすい職場環境を作っていきたい。