企業の取組事例
(育児休業取組状況等の公表)

株式会社小島鉄工所

  • 業種
    業種
    製造業
  • 所在地
    所在地
    東海市南柴田町ヲノ割457番地の17
  • 従業員数
    従業員数
    47名

〈企業担当者〉

男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
出産時に利用できる特別休暇制度は、就業規則にて規定されておりましたが、先般の育児介護休業法改正に伴い、弊社として初めて男性育休の申出があり、会社として制度の確認、周知、取得促進を行う流れとなりました。
男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
就業規則、育児介護休業規程のチェック、従業員への口頭フォロー、制度周知、育休関係の手続き等を顧問社労士事務所との連携、情報の共有等を行いました。
取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
欠員が発生する業務を社内フローの見直しで調整、一部業務を外注業者へ委託し、顧客との納期調整等を行い、無理のない範囲で業務再分配を実施しました。
取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
上記を実施するために、事前のヒアリング、現状確認を丁寧に行いました。
定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
他部門でも育休が発生することを見据えて、今回の事例をモデルケースにして、業務部で事例まとめや対応記録を行い、即応できるような準備を行っています。

〈男性従業員〉

育児休業を取得したきっかけ
子供が産まれるにあたり、今までは実家を頼っていましたが、現在の両親の年齢も考慮し、その負担を軽減するために自身が育児休業を取得しました。
育児休業を取得して良かったこと
これまで子供たちの面倒や手続き等は実家が行っていましたが、それを自分で行うことで、その大変さやありがたさが分かり、とても有意義に感じました。
育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
妻の妊娠が分かったあと、すぐに上司へ報告し、休業前から相談を行うことで、業務の分担や日程調整がし易く、スムーズな引き継ぎに繋がりました。
育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
育児休業の取得を通して、改めて、同僚、会社関係者とのコミュニケーションを取る大切さ、協力し合う姿勢を学ぶことができ、それを業務に生かせています。
これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
男性育児休業は世間的にも当たり前になってきておりますが、何より大切なのは、事前の相談です。困ったらまずは上司に話を聞いてもらうとよいかもしれません。

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