企業の取組事例
（育児休業取組状況等の公表）

〈企業担当者〉

男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景

当協会は、従前より男性の育児休業促進に努めてきましたが、令和3年1月にSDG s宣言を行い、その取組方針・取組内容において女性活躍推進・仕事と子育ての両立を掲げたことを機に、「名古屋市信用保証協会の女性活躍・子育て支援プログラム」を令和3年4月に策定し、男性の育児休業取得促進を強化しました。

男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組

「子育て支援ハンドブック」、「イクボスガイドブック」の作成や、配偶者の分娩や育児参加のための勤務免除の創設・拡充などを行いました。

取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点

育児休業取得により昇給、賞与、退職金等に影響があったため、影響の緩和を図る制度改正を行いました。

取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと

「子育てプラン」を上司と共に作成し、その後、上司が「子育て支援計画表」を作成、同計画表を部署内周知させ、職場全体での子育て支援体制としました。

定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください

育児休業取得者にインタビューを行い、社内報に掲載しました。

〈男性従業員〉

育児休業を取得したきっかけ

業務に支障が出るかもしれないという不安から、取得するか悩んでいましたが、人事課及び上席から育児休業取得を後押ししてもらえたことにより取得をしました。

育児休業を取得して良かったこと

普段と比べて家にいる時間が増えたことで、産まれた子供に加えて長女とも接する時間が取れたことが良かったです。

育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点

現在担当している案件についての状況及び上席から受けた指示を一覧表にして、不在の際に案件に動きがあってもスムーズに対応できるようにしました。

育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること

自分の生活を見直す時間が取れたことで、お客様が生活で悩んでいることについて分かるようになり、折衝がスムーズになりました。

これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス

男性の育児休業の取得に関しては、配偶者の意見を最大限尊重して取得するかどうか決めるべきだと思います。