企業の取組事例
（育児休業取組状況等の公表）

〈企業担当者〉

男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景

育児・介護休業法の改定時期と男性社員の配偶者妊娠の報告が重なり、「夫婦で子育てをしていく事の大切さを知るきっかけになってもらいたい」との思いから育休取得促進に取り組んだ。

男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組

令和４年に「育休取得促進に関する方針の周知チラシ」を作成し全社員への説明・配布を行った。内容は「仕事と育児を両立する社員を積極的にサポートします」と謳い、取得率目標として男性50％以上、女性100％を掲げた。

取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点

課題は育休取得にあたり、起こりうる業務の滞り・その対処でした。
妊娠の報告を受けた後、面談を行い、育休中を補う新たな雇用を行う事は業績上難しかった為、同部署の他従業員への引継ぎを行うことにより理解を仰いだ。

取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと

取得者が復帰した時に、スムーズに業務を再開出来るよう、環境(連絡事項等を纏めるなど)を整えた。

定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください

積極的にサポートを行っていく為、取得が大前提として対象者と面談を行っています。

〈男性従業員〉

育児休業を取得したきっかけ

今回2人目が生まれ妻1人では大変だと考え取得することにしました。また、妻からも取得してほしいと言われた為です。

育児休業を取得して良かったこと

子育ての大変さを知ることができて良かったです。

育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点

取得する2か月前に申請したこともあり、事前に業務の引継ぎができました。

育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること

悩みを抱え込まず、分担して作業を進める大切さは業務にも必要不可欠で生かせることだと改めて感じました。

これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス

育児は思っている以上に大変です。
家事育児は分担して奥さんに負担を掛けないようにすることです。