企業の取組事例
（育児休業取組状況等の公表）

〈企業担当者〉

男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景

2022年の法改正に基づく社内規程整備。

男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組

主には以下の2点が挙げられる。
・社内掲示板への育児休業制度説明資料の掲示。
・育児休業取得希望者への個別説明会の実施等。

取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点

男性が育児休業を取得できることを知らない従業員も多く、制度の周知に苦労した。
まずは「知ってもらう」ことを意識して、資料だけではなく、制度を全く知らない従業員にも易しい動画を作成し、周知に努めた。

取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと

取得希望者への個別説明会に対象従業員の上司にも参加するよう促し、育児休業取得者不在期間の業務割り振りを依頼している。

定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください

育休制度の概要を社内掲示板に掲示及び育休取得状況を採用サイトに掲示している。

〈男性従業員〉

育児休業を取得したきっかけ

昨今の少子化問題に対し、男性の積極的な育児参加が社会的義務と考えたため。
また、社内でも推奨している話を聞いていた。

育児休業を取得して良かったこと

妻子の退院直後からサポートを行えたこと。(里帰り出産せず)

育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点

自身の担当業務と引継ぎ先をリスト化し、打合せにて説明。
上司には前広に相談を行い、理解活動に努めた。

育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること

一時的に自身業務を割り振ったことで、同僚と相互に業務分担しやすくなった。

これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス

様々な意見があると思うが、社会や家族のために勇気を持って取得してほしい。