株式会社日研精密
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- 業種
- 製造業
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- 所在地
- 稲沢市坂田町北畑27番地2
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- 従業員数
- 52名
〈企業担当者〉
- 男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
- 男性社員から自然発生的に申し出があり、当社としても男性の育児参加などニーズの変化に対応することは必要だと感じた。
- 男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
- 育児休業法の改正に伴い就業規則を改正し、男性社員の育児休業の取得推進を行うことになった。育児休暇取得者の不利益にならないように情報を収集した。
- 取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
- 人手不足になり業務をフォローができるかが課題であったが、育児休業制度についての理解や他の社員の協力があったこと、また対象者本人の取得時期が短かったため業務を分担し解決した。
- 取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
- 早い時期からの申し出だったので、業務分担を事前に打ち合わせする時間が多くあり、 他の社員が業務をこなせる取り組みをした。
- 定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
- 該当者への制度の説明を継続する。
〈男性従業員〉
- 育児休業を取得したきっかけ
- 積極的に育児に参加し、一生に一度しかない新生児の期間を妻とともに見守りたいと思っていたから。
- 育児休業を取得して良かったこと
- 子供の成長や育児をする中での幸い事や楽しい事を常に妻と共有できた事。また、職場復帰する前に育児と仕事を両立するイメージができた。
- 育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
- 自分が担当している仕事を他の従業員も熟せる様教育し、必要に応じて交替制の入替えをお願いし指導に当たった。
- 育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
- 育児休業中、育児だけではなく家事に取り組む時間も増えた為、効率を考えながら行動することが多くあった。業務上に於いてもこの経験を生かして生産性向上に繋がったと感じる。
- これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
- これからの時代、男性も育児に参加しようと考える方が増えてくると思います。育児は本当に大変で、 サポー卜する人が必要です。仕事が忙しいからと諦めず積極的に取得を検討すべきだと思います。