企業の取組事例
（育児休業取組状況等の公表）

〈企業担当者〉

男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景

従業員の男性比率が100％、20代比率が90％を占めているため、今後も従業員に幸せに働いてもらうために必要だと思い取り組み始めた。

男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組

就業規則の改定により、最新の育児休業制度に対応した内容を周知。

取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点

業種の特徴として属人的になりやすいということがあり、そこを解決するために早めにスケジュールを調整し、準備を進めていった。

取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと

担当レッスンの代行を立て、生徒との顔合わせやレッスン実施状況の共有などを行った。

定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください

申請から取得までの流れを簡単にまとめ、全従業員に共有することによって取得までのハードルを下げるよう努めています。

〈男性従業員〉

育児休業を取得したきっかけ

出産後の一番大変な時期を家族と過ごしたい、そして妻の支えになりたいと思い取得の申し出をした。

育児休業を取得して良かったこと

妻にかかる負担を少しでも減らすことができた。一緒にいる時間を増やすことによって家族の絆も強まった。

育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点

自分しか担当したことがない生徒さんや、担任クラスの引き継ぎなどを早めに行った。
人によって教え方が違ったり、子供たちの慣れ・不慣れもあるので、休業取得前になるべく多くの引き継ぎ機会を設けることによってスムーズに引き継げるようにした。

育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること

家庭との両立を目指してどちらも頑張っていきたいと思っている。
また、子供を持ったことにより、生徒さんとの会話のバリエーションが増えた。
小さな子供への理解も深まり、指導の上達を感じている。

これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス

業種的にはやや取得の申し出をしづらい雰囲気はありますが、工夫次第で解決できます。
ワークライフバランスを整えるためにとても必要なものだと思うので、ぜひ積極的に活用していただきたいです！