企業の取組事例
（育児休業取組状況等の公表）

〈企業担当者〉

男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景

女性の育児休業取得率に比べ男性の取得率が低いが、男性の育児休業取得が当たり前になってきているため。

男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組

就業規則の育児規定の他、図解の資料を作成して対象者へ説明し理解を深めてもらった。

取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点

育休取得者の業務をフォローできるかが課題であったが、チーム内業務のスリム化、DX推進、業務分担することで解決できた。

取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと

育休取得前に業務の引継ぎを行うとともに、チーム各員の多能工化を推進。復職後の不安要素を軽減できるように、問題を記録し休業中の情報共有を可能とした。

定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください

男性が育休取得しても会社として問題なく業務継続できるように多能工化を推進し、対象社員には分かり易く制度の説明を行う。

〈男性従業員〉

育児休業を取得したきっかけ

家族の体調不良が重なったこと及び、第1子が通う幼稚園が1カ月の夏季休暇に入り、妻のワンオペで子供2人に対応するのは困難と判断したため。

育児休業を取得して良かったこと

1度しかない子供の成長を見守る事が出来た。また、第1子と過ごす時間も増やすことが出来た。

育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点

一時的ではあるが、リモート環境を整備してもらった点。引継ぎだけでは対応しきれない部分をカバー出来たと考える。

育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること

特に無い。リモートによる業務対応はハードルが高い事が明確になった。

これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス

必ず取得すべきです。子供の成長を見守ってあげてください。