社会保険労務士法人労務管理センター
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- 業種
- 学術研究、専門・技術サービス業
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- 所在地
- 名古屋市中区大井町2番11号
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- 従業員数
- 4名
〈企業担当者〉
- 男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
- 女性の社会進出に伴い、家で子供を育てることと仕事の両立が難しい状況下において、男性の育児参加の重要性を感じ、安心して育児と仕事をしてもらえるような環境整備をしたいと考えたため。
- 男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
- 男性の育児休業を促進する為に、一般事業主行動計画において取得率の目標を定め、社内での通知と併せて対象となる従業員に育児休業の取得を促しました。
- 取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
- 長期間取得することで、お客様に迷惑をかけないか心配があったが、お客様への事前の案内と併せて一部の業務について引継ぎを行うことで、安心して取得してもらいました。
- 取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
- 引継ぎした従業員のみならず、周りが積極的に声をかけ、業務を手伝うことで、繁忙が分散し、職場全体でサポートできるように工夫しました。
- 定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
- 育児休業を取りやすい雰囲気づくりと、休業中の取得者への情報発信や復帰後の業務引継ぎまでスムーズにできるように取り組んでいます。
〈男性従業員〉
- 育児休業を取得したきっかけ
- 愛知県の男性育休奨励金について新聞で知ったことが育休取得を考えるきっかけでした。育児休業を取得した先輩社員の後押しもあり、職場に男性の育児休業を取得しやすい雰囲気がありました。
- 育児休業を取得して良かったこと
- 貴重な新生児の期間に育児をすることで、日々の成長を見守ることができて良かったです。初めての育児にチャレンジして、自分ができる事も増えていきました。育児や家事の負担を分散する役割分担も、私はこの育休期間がなければ決められなかったと思います。
- 育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
- 着手している業務をTeams等で共有していたので、他のスタッフも業務の進捗を把握できるようにしていました。
- 育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
- 育児休業の体験談を交えながら、育児休業取得時に必要な手続きを、お客様にお伝えすることができるようになりました。
- これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
- 国や自治体が男性の育児休業を奨励しているので、男性も育児休業を取得しやすい雰囲気を感じています。育休中の社会保険料免除や育児休業給付金制度を利用しながら、ご家族と大切な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。