竹甚板硝子株式会社
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- 業種
- 建設業
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- 所在地
- 刈谷市司町6丁目27番地
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- 従業員数
- 70名
〈企業担当者〉
- 男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
- 育児という明確な目的を持った休みを取得することで、より多くの家事・育児を担うことが可能となるほか、それまでの仕事のやり方を見直し、新たな仕事と生活のバランスを作るきっかけとなるという効果が期待できるため、とくに重要な働き方改革になり得る。
- 男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
- 全社員への制度の説明や対象者には取得方法の提案を行った。
また、休業前と同じ職場へ復帰できることを説明し、取得してもマイナス評価にはならないことを周知してきた。弊社では3年前から制度を利用する社員がおり、比較的に社内では認知されている制度である。
- 取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
- 育休取得者本人だけではなく、全体への制度の周知と取得への理解が不可欠であり、取得中も過大な負担とならないことを事前に理解してもらう。
- 取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
- 取得前の業務の引継を十二分に行うと共に、取得中の他従業員の業務体制について事前に示し理解を得ておく。また、復職後の引継を十分に行う。
- 定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
- 男性育児休業を取得しても、大きな混乱なく業務を継続していけることが、次の取得につながり、定着していくと確信している。
〈男性従業員〉
- 育児休業を取得したきっかけ
- 妻は美容院を経営しており、予約のお客様をお待たせするわけにもいかず、また双方の実家は車で1時間程度かかり協力が難しく、生まれたばかりの子供を妻一人で見るのは難しいと思い、取得したいと思った。
- 育児休業を取得して良かったこと
- 妻と二人で育児に向き合えたこと。育児をしながら家事をすることの大変さを二人で共感しながらできたこと。
- 育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
- 制度や手順の変更点は口頭ではなく書面にして説明してもらった。
- 育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
- 育児も時間の使い方など工夫しなければいけないことが多く、やるべき事と時間を考えながら負担を減らし、子供と関われる時間を増やしていくなど業務をこなす上で時間の使い方を考えることもできた。
- これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
- 周りの目などが気になると思いますが、一生のうちに何度もあることではないですから取得することをお勧めします。育休を取得される人たちが増えて少しでも子育てのしやすい環境、世の中になっていけたら良いと思います。