野田化学工業株式会社
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- 業種
- 製造業
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- 所在地
- 名古屋市東区東大曽根町37番9号
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- 従業員数
- 10名
〈企業担当者〉
- 男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
- 2022年に弊社初となる産休及び育休取得者が発生。それを機に制度を調べて周知していく中で、社内での認知が広がり男性社員の育休取得へ繋がった。
- 男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
- 就業規則を社内で共有し、対象社員へ個別にアナウンスを行った。
- 取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
- 課題:人員減による人員不足
解決策:①業務量可視化のための業務の棚卸 ②無駄な業務の削減 ③他部署からの業務サポート。
- 取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
- 同上
- 定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
- いつ誰が急に休んでも業務が行えるように定期的な業務棚卸や情報共有を行っています。育休に限らず誰が休んでも「ゆっくり休んでね」と言える会社を目指しています。
〈男性従業員〉
- 育児休業を取得したきっかけ
- 第二子誕生のため。産後は特に心身ともに不安定な状態のため、休業取得依頼を行った。
- 育児休業を取得して良かったこと
- 妻の産後3週間休業したことで新生児との貴重な時間を共に過ごすことができ、一生の思い出となった。家庭内に於いては家事全般を担うことで妻の家事負担をなくし、産後の身体ケアに集中させることで精神面・身体面共に良好であったことが何より。
- 育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
- 社内コミュニケーションツールの活用・引継ぎ事項の明確化・他部署への展開を行い、当人が不在でも対応できるよう依頼した。
- 育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
- 家事育児のマルチタスクを行うも、赤子は待ってくれません。計画外にないことでも臨機応変に対応すること、必要な段取りをしておくことは日々の業務に生きています。
- これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
- 全ての方が取得するべきと考えます。子どもが産まれて間もない時期を共に過ごすことはかけがえのない経験・一生の思い出になります。しかしながらこれを実現するには企業の理解・環境整備が必要不可欠です。企業・家族とも良く話し合い、取得に向けて一歩踏み出すことをオススメします。