NDSインフォス株式会社
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- 業種
- 情報通信業
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- 所在地
- 名古屋市中区錦1丁目8番6号
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- 従業員数
- 253名
〈企業担当者〉
- 男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
- 2022年度の改正育児休業法の施行がきっかけとなりましたが、それ以前より男性の育児休業の実績がありました。なお、職場での理解の向上は改正法の施行により更に深まったと感じています。
- 男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
- 関係法令の社員周知、取得までのプロセスの見直し。
育児休業取得に対する応援金支給制度の制定。
育児休業取得に向けての「本人、上司、事務局」との三者面談の実施。
全社員会議等において制度説明と会社スタンスの提言。
育児休業期間の永年勤続表彰年数の算入の見直し(対象除外としない)。
特別休暇取得日数の見直し(2日→5日)。
2023 <るみんの認定取得(2023. 5. 22取得)。
- 取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
- システム開発を商いにしており、お客様先常駐勤務もあるため、お客様対応やサポー卜体制の構築は必須となるため、育児休業取得予定者に対しては、早目の意思表示を行うよう全社員会議等にて説明するとともに「出産予定日申請書」の提出をルール化した。
- 取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
- 当該社員がお客様先常駐勤務のため、申し出を受けた後、早めにお客様と調整を行い円滑に業務の引継ぎができるように実施した。
- 定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
- 男性の育児休業取得者に対して育児や育児休業取得に関するインタビューを実施して社内報に掲載している。
次世代法に基づく 一般主行動計画において「男性の育児休業取得率50%以上」を目標に掲げ、社内外へ公表を実施している。
〈男性従業員〉
- 育児休業を取得したきっかけ
- 業務も落ち着いていたことと1人目で取得できていなかったこと。あと、1人目を保育園に通わせながら2人目の育児をしなければならなかったため、妻の負担が相当高くなってしまうと思ったため。
- 育児休業を取得して良かったこと
- 日々成長していく息子の様子を毎日妻と共有できたことと、1人目もいる状況で出産後の妻のサポートをすることができたことが良かった。
- 育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
- 先の業務を見据えて、早めに引き継ぎ資料を準備し、内容について勉強会を行い不明点や疑問点についてコメントを出してもらうことで、円滑に引き継ぎを行う事ができました。
- 育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
- 育児休業を取得する際に自分の業務について資料まとめたことにより他の人に作業依頼がしやすくなりました。
- これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
- 早めに会社やお客様と調整を始めることでスムーズに育児休業に入れると思います。