企業の取組事例
（育児休業取組状況等の公表）

〈企業担当者〉

男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景

わが社は早くから女性の育児休業促進に取り組み、取得率は100％である。父親も母親もどちらも「親」という観点から男性の育児休業取得へのメッセージを発信してきた。

男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組

2019年２月より行動計画を策定し、社内掲示やＨＰ、社内回覧板で社員に周知してきた。
男性育休取得実績（2017年１名、2020年３名、2021年１名、2022年１名、2023年１名）。

取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点

社員から社長や上司に相談しやすい雰囲気を作り、会社（社長）から男性育休についての情報発信をしてきた。取得者と周りの人との双方での配慮が課題である（コミュニケーション）。

取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと

周りの社員に過度な負担がかからないよう、求人を続けた。
日頃より多能工化に努め、休業者がいても業務に支障がないようにしてきた。

定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください

社内での回覧板（育休日程など）やＨＰで、絶えず情報やメッセージを発信してきた。病気や介護で休業する場合も含め社内でお互いに助け合う雰囲気作りをしている。

〈男性従業員〉

育児休業を取得したきっかけ

１人目の時に男性の育児休業の事を知り、妻のサポートをするため取得した。
２人目の時は長女の事が心配だったのでいろいろなサポートをかねて取得。

育児休業を取得して良かったこと

生まれたばかりの子供とたくさん触れ合えたこと。
妻のサポートが出来たこと。

育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点

自分の仕事をなるべく簡単に出来るように改善しておく。

育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること

いつ誰が休んでも大丈夫なように多能工化を日頃から意識する。

これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス

普段からコミュニケーションを取り、お互いに助け合う事。