企業の取組事例
(育児休業取組状況等の公表)

日東エフシー株式会社

  • 業種
    業種
    製造業
  • 所在地
    所在地
    名古屋市港区いろは町1丁目23番地
  • 従業員数
    従業員数
    295名

〈企業担当者〉

男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
令和3年6月の育児・介護休業法改正が大きなきっかけです。この法改正により世間の男性育休に対する関心が高まり、男性育休の取得状況が人材採用にも影響する事が予測された為、意識するようになりました。
男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
取締役への法改正説明や社員への周知活動を行い、男性育休に対する理解を促しました。人事総務部の週次会議では育休取得状況の定例報告も行っています。
取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
法律や規程の解釈が専門外の人には難しい為、取得者に休業期間の希望等を聞きながら最適な取得方法を個別にアドバイスするなどしています。
取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
取得者がいる職場長に増員の要否や業務引継担当を確認し、増員要請があれば配置転換をするなど、取得者がスムーズに育休に入れるようにしています。
定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
出産の報告を受けたタイミングで本人が申し出るより先に取得の意思確認をし、取得が特別な事ではないという雰囲気を作るようにしています。

〈男性従業員〉

育児休業を取得したきっかけ
2人目の出産で産後、新生児と1歳半の子どもを妻が同時に面倒を見るのは大変だと感じ、育児休業を取得し長女と2人暮らし生活を始めました。
育児休業を取得して良かったこと
母親の偉大さ・感謝の気持ちが強くなりました。また、朝から晩まで子と一緒に過ごし、幼児食作りやお出かけ、寝かし付けなど毎日楽しかったです。
育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
私が主体となって取り組んでいたテーマはほぼ完結させた状態で引継実施、ルーティン業務についても引継書を作成し滞りなく引継実施しました。
育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
子供を寝かし付けたら次は何をするか等、計画(仮)を予めイメージし、いざその状況になった時にすぐ動けるようになったことです。
これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
子育て・家事に対して過度なプレッシャーを感じる必要はありません。妻を労わる気持ちを行動に、貴重な幼少期の子供の日々の成長・変化が活力になります。

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