医療法人明心会
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- 業種
- 医療、福祉
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- 所在地
- 豊田市猿投町入道3番地5
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- 従業員数
- 209名
〈企業担当者〉
- 男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
- 従業員から申し出があり、今後のためにも第1号のモデルとして取り組むこととした。
- 男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
- 就業規則の改定と内容の周知。
- 取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
- 課題:育休取得者の所属部署の業務負担増。
解決策・工夫:次世代育成の好機と捉え、前向きに業務内容を見直した。
- 取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
- シフトの見直し、業務の振り分け。
バックアップ体制の検討。
- 定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
- 寛容な雰囲気作り。
今後のためのシステム作り。
〈男性従業員〉
- 育児休業を取得したきっかけ
- 産後の妻の負担を少しでも減らそうと思ったこと。最初は1週間程有休を使おうと考えていましたが、職場の労務から「産後パパ育休」を取得できると聞き、利用させていただきました。
- 育児休業を取得して良かったこと
- 妻と育児を共有できたことが一番です。妻からも「初めての出産で不安だったので、1ヶ月でも一緒にいてくれて心強かった」と言ってくれました。信頼関係が深まったと思います。
- 育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
- 半年前から準備を始め、まずは直属の上司に取得の了解を得て、自身の部署で最も信頼する後輩2人に話をし、少しずつ引継ぎをしていきました。職場全体には育休の1ヶ月前に管理者会議で周知させていただき、休業前日には各部署の責任者へ社内メールで、私が不在の間の業務を誰にどのように申し送ったかがわかるようにした点です。
- 育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
- 相談業務に携わっておりますので、育児の悩みを持つ方からの相談に対して、これまで以上に親身になって聴けるようになったことです。
- これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
- 職場に迷惑をかけるのではないかと色々悩んでしまうのは当然かと思いますが、一番大事な時期に育児を共有することは何ものにも代えられない財産が得られると考えます。男性が育休を取得することは特別なことではないとの認識に立ち、まずは勇気をもって一番信頼できる上司や同僚に相談をするところから始めていけば良いのではないでしょうか。