企業の取組事例
(育児休業取組状況等の公表)

西浦海運株式会社

  • 業種
    業種
    運輸業、郵便業
  • 所在地
    所在地
    豊橋市神野ふ頭町3番7
  • 従業員数
    従業員数
    31名

〈企業担当者〉

男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
男性の第一子誕生にあたり、配偶者が育児休業を取得。その後、配偶者が子の1歳の誕生日の前日から職場復帰するに当たり、配偶者の職場復帰支援と子の預け入れ準備期間としてパパママ育児休業申出書を受けて、受理した。
男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
これまでは、40歳台、50歳台の男性が主な年齢構成だったため、育児休業に該当する世代が不在ということで、社会一般水準より取り組みは遅れていた。
取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
対象社員が休業開始までの間に、引継の後任者が業務を引き継ぐことで、支障が出ないように、詳細な注意点等を作成した。
社内及び関係者へ、パパママ育児休業中である連絡・周知と協力のお願い。
取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
法改正内容に遵守した令和4年10月1日施行の育児介護休業規程を作成し、社内で周知した。
育児休業を応援します、というチラシを作成して掲示した。
定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
育休の申出がしやすいように、相談窓口と申出窓口を明示し、周知した。

〈男性従業員〉

育児休業を取得したきっかけ
第一子を授かったことと、法改正が追い風で育休の申出がしやすくなった。
育児休業を取得して良かったこと
配偶者のみに負担を強いて任せるのではなく、配偶者の職場復帰を後押しするために、父親としてやるべき役割という認識で取り組めたので、良好な家族関係構築に役立った。
育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
後任者の負荷が過重とならないよう、会社へ、業務に従事する人員編成をお願いした。
育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
子育てに専念して全責任を負うことで、業務で全責任を負う重さと意味を感じた。
これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
法改正による確立された育休制度を、遠慮せず、育児参加することで、自分の中に芽生えた親の責任という大事なものと向き合うことができたように感じる。

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