企業の取組事例
（育児休業取組状況等の公表）

〈企業担当者〉

男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景

2023年に育児・介護休業法が改正され、男性従業員の育児参加の重要性を感じ、安心して仕事と育児をしてもらえるような環境にしたいと考えたため。

男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組

奥さんが出産を控えた男性従業員に育児休業の制度や給付金・社会保険料免除などの説明をし、育児休業の取得しやすい職場風土を目指しました。

取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点

育児休業を取得する従業員の業務をだれがどのようにカバーするのか？従業員の業務を細分化し、他の従業員で割り振って業務を遂行しました。また、お客様には納期を少し延ばしてもらうなどの調整をしました。

取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと

周りが積極的に声をかけて業務を遂行することで業務を滞らないようにしました。

定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください

男性従業員が育児休業を取得しやすい雰囲気づくりと育児休業中の業務の段取り、業務復帰後の業務引継ぎまで職場全体をサポートできるようにしました。

〈男性従業員〉

育児休業を取得したきっかけ

妻の出産に伴い、第1子ということもあり妻の負担を少しでも軽くできるよう、協力して育児をする期間が必要だったため。

育児休業を取得して良かったこと

妻の産後の負担を少しは軽くできたことや、育児の大変さを感じることができました。

育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点

自分が行っている業務をリスト化して、他の従業員さんに振り分けました。

育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること

自分が行っている業務を整理できたことは、業務を進めるうえで必要なことだと思いました。

これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス

今後、男性の育児休業取得は普通になっていくと思いますが、取得するかしないかや取得期間については妻や会社と相談して決めたほうが良いかと思います。