企業の取組事例
(育児休業取組状況等の公表)

有限会社中日電化センター

  • 業種
    業種
    卸売業・小売業
  • 所在地
    所在地
    小牧市藤島町中島54番地の1
  • 従業員数
    従業員数
    1名

〈企業担当者〉

男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
男性育休については知っていましたが、たまたま従業員に赤ちゃんが生まれ、顧問の社会労務士にご相談したところ、制度の詳細の説明を受けたことがきっかけです。
男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
これまでは当社は家族経営で従業員数も少なかったため取り組んでいませんでした。
取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
もともと従業員が少ない中、育休中ひとり居ない間の仕事配分が課題でしたが、育児休業取得の前後に人数が必要な仕事を前もって振り分けて予定することで、問題なく営業を続けられました。
取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
お客様商売なので心配な部分もありましたが、期間中一時的に業務時間を少し延ばすなどしました。
定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
子育ては周りみんなで協力しながら、希望に沿って行きたいと思います。

〈男性従業員〉

育児休業を取得したきっかけ
共働き夫婦で、両親からのサポートももちろんありましたが、子供が生まれたら夫婦で育児を協力しあうと以前から話し合っていたこともあり、出産後の子育ての一番大変な時期を夫婦で乗り切り、ともに学んで成長していくため積極的に育児に参加していくと決めていました。産後パパ育休のみでなく通常育休も取得していきたいと考えています。
育児休業を取得して良かったこと
おむつの交換、授乳、夜泣きの対応など、教科書通りにはいかない育児を夫婦で足並みをそろえて経験できたことで、子供への愛情と家族の絆が深まり、お互い仕事への情熱も湧いてきました。「夫が育児のサポート」ではなく「2人で育児をしていく」という認識がより深まったため、これからも家族同士尊重しあっていけると感じました。
育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
スタッフが少ない為、業務の引継ぎは他のスタッフに負担がかかり、後ろめたい気がしましたが、2週間の短期間の育休であり、人員の補充もしないで現有の体制で切り抜けられました。
育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
こどもが生まれる以前から料理は僕が主に担当していましたが、普段の家事に育児が加わることで、時間配分や注意しなければならない事がより複雑になり、異なる視点を持つことができました。
例えば料理中でいえば、「赤ちゃんが泣いたらすぐに火を止めて駆けつける」といったことが頻繁に起こるため、材料を入れて予約するだけの自動調理器やオーブンレンジなどの有用性を身をもって体感でき、これらの経験はお客様に便利な家電をよりリアリティのある目線でオススメしていくうえで役立っていくと思います。
これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
子育ては夫婦の共同作業で行っていくことが一番であり、育児に携わることで子供の成長がはっきりとわかり、生きがいを感じます。ぜひ積極的に取得していってほしいと思います。

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