企業の取組事例
(育児休業取組状況等の公表)

株式会社山田組

  • 業種
    業種
    建設業
  • 所在地
    所在地
    名古屋市中川区戸田5丁目1213番地
  • 従業員数
    従業員数
    70名

〈企業担当者〉

男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
社会的要請への対応、人材定着への対応。
男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
法令改正に応じての社内規則の更新。対象者と所属部署長へ社長が直接取得促進のはたらきかけを実施した。
取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
現場代理人等の施工責任者として届出した者は、自社都合の長期休暇が困難であり、閑散期に育休利用をお願いし、代わりに長期(2ヵ月)取得できるようにした。
取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
社員が病気や自己都合の際に交代で休みがとれる体制づくりを進めているため、一時的に配置人員の余裕は減ったが、支障が出るほどの欠員は発生しなかった。
定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
今回の取得事例を社内向けに紹介し、今後の取得に向けた啓発を行う予定。

〈男性従業員〉

育児休業を取得したきっかけ
子どもを授かった時から、妻が出産したら業務の状況を考慮して育児休業を取得したいと思っていた。妻が里帰り出産ではなかったため、積極的に妻と共に育児を行いたいと思った。タイミングよく自分が担当していた現場が完成したこともあり、育児休業の取得を決めた。
育児休業を取得して良かったこと
生まれたての子どもの成長を見守ることができたこと。
育児と家事の両立の大変さを実感したこと。
産後の妻の精神的不安を支えることができたこと。
育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
自分が担当していた現場が完成したタイミングで育児休業の取得を会社に申請したため、気兼ねなく申請もでき、業務の引継ぎもあまり時間を要しなかった。
育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
できるだけ早く帰宅するようになった。夫婦で家事も育児も分担して行える時間を確保するために以前より効率よく業務を行うようになった。
これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
担当する業務の状況にもよると思うが、取得できる期間がたとえ短くても育児休業を取得した方がいいと思う。夫婦で育児ができる喜びは、何物にも代えがたい幸せな時間だと実感した。今あまり家事をやっていない人は、最低限の事は一人ででも出来るようにしておいた方がいいと思う。

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