企業の取組事例
（育児休業取組状況等の公表）

〈企業担当者〉

男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景

労使共に労働環境整備に関心が高まっていた所に、法律の整備等があり、また、取得促進奨励金等の制度が具体的に示されたため。

男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組

５年前に女性の育休取得の実績があったが、在籍する男性社員は年齢が高めのため、今回十数年振りの新生児の誕生となった。

取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点

事前に本人より懸案事項等の聞き取りを十分に行い、取引先にも事情を説明し、 業務に支障がない様に上司・アシスタント等で情報共有を徹底した。

取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと

上司が日々、アシスタントから報告を受け、問題が起こりそうな事象を事前に解決する様に心掛けた。

〈男性従業員〉

育児休業を取得したきっかけ

男性でも育児休業を取得できると知ったため。

育児休業を取得して良かったこと

家族との時間を長く確保出来た事。
急に子供と２人になったときに、対応出来る程度の知識や自信を持てた事。

育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点

日常業務をアシスタントのみでこなせるよう、上司立ち合いの下、事前によく説明をした。また、納品業務については、事前に受渡課の担当者に予定を連絡しておいた。

育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること

アシスタントへ的確に業務指示をする事で、効率化を図れるようになった事。

これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス

私自身、育児休業を取得して良かったと思っています。
業務、金銭的な不安もあると思いますが、業務上は事前に準備をしておけば左程支障はないと思います。 サポートを受けやすいように、日頃から上司を含め職場での良好な人間関係を構築しておく事も非常に重要な事であると思います。