アサヒ精機株式会社
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- 業種
- 製造業
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- 所在地
- 安城市東端町西大坪1番地1
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- 従業員数
- 146名
〈企業担当者〉
- 男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
- 従業員が仕事と育児の両立が図れるよう育児休業制度が存在していたが、出生時育児休業制度が改正されることを機に、男性が集中的に育児に専念でき、絆が深まることから導入した。
- 男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
- 出産情報を収集し、対象者に育児休業制度を説明して取得の意思確認を実施した。
- 取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
- 製造現場においては、対象者の育児休業中、作業員の補充が必要であり、休業取得の早期申し出がないと対応が難しくなる。出産情報を早期に報告するようアナウンスした。
- 取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
- 対象者が営業職であったことから、客先からのメールについては、自動転送により迷惑を掛けないよう構築した。また、事前に作成されたマニュアルを活用した。
- 定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
- 他従業員の理解度を深める。
〈男性従業員〉
- 育児休業を取得したきっかけ
- 双子を授かった事がわかり、主治医の先生から大人の手がもう一つ必要だとアドバイスを頂いたことと、会社から産後パパ育休制度の説明があったため。
- 育児休業を取得して良かったこと
- 妻の苦労が身をもって理解できたこと。また取得したことにより、苦労を分かち合うことが出来たので、家庭が円満になったと思います。
- 育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
- メールの自動転送機能を活用し、客先に迷惑が掛からないようにしました。また、実務のリスト化、マニュアルを作成し、引継ぎ者が極力困らないように配慮した。
- 育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
- 業務の棚卸を全て実施したので、自分の実務が整理できたこと。また復帰後も限られた時間で実務を行うので、仕事の効率化を意識するようになった。
- これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
- 子育ての方が楽だと思って取得するのは大間違い。苦労を共有する事で、お互いの思いやりに気付ける良いチャンスなので、少しでも多くの人に取得して欲しいです。