企業の取組事例
(育児休業取組状況等の公表)

株式会社冨士パーライト

  • 業種
    業種
    建設業
  • 所在地
    所在地
    名古屋市西区中小田井4丁目435番地
  • 従業員数
    従業員数
    37名

〈企業担当者〉

男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
過去に女性の産休・育休の取得実績はあったものの、2022年6月に男性育休取得該当者が出たため、それを契機に詳細な制度を調べて、会社として取り組むこととなった。
男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
就業規則に記載されている育児休業規程について、改めて、全社会議で制度の内容や取得方法について説明し、理解を深めてもらった。
取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
育休を取得することによる引継ぎ業務が発生するため、他の社員の業務量が増加するおそれがあった。そのために、業務のDX化を同時に推進した。
取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
育休取得前に、業務の引継ぎをしっかりと行うとともに、復職後の不安要素を軽減できるように、育休取得中の業務内容を記録し、休業中の情報を共有することとした。
定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
育休期間中の育児休業給付金の金額や給付時期を正しく伝えるとともに、男性が育休取得をしたとしても、会社として問題なく業務継続していけるという事実を社員にアピールしている。

〈男性従業員〉

育児休業を取得したきっかけ
初めての子なので夫婦とも不安があった。夫婦一緒にいることでこの不安を少しでも解消させたいと考えたため。
育児休業を取得して良かったこと
短い期間だったが、子どもの成長を感じられたことが非常に良かった。
育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
育児休業明けに、休業中に起こった業務関係の変化などを同僚に細かく確認した。
育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
育児は毎日同じではないため、臨機応変に対応することが必要だった。この臨機応変な対応への心がけや準備は、業務にも活かせている。
これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
子どもと一緒に過ごせる時間は、まさに今しかないので、育児休業が取得できる環境ならば迷わず取得すべき。

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