東邦金属熱錬工業株式会社
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- 業種
- 製造業
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- 所在地
- 名古屋市港区十一屋2丁目167番地
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- 従業員数
- 101名
〈企業担当者〉
- 男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
- 2022年10月に産後パパ育休など改定となり社内の育児休業規程を見直した。当たり前に育児休業が取得できるよう職場環境を見直し、人材の定着をはかるため。
- 男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
- 男性の育児休業は取得しづらい環境であったため、取得を促進していることを社内に周知し、対象従業員には事前に育児休業や給付金の説明を行う。
- 取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
- 取得したことによって他の従業員への業務量の負担が増えると育児休業への印象がマイナスになってしまうので、業務の振り分けは話し合いをして対応。
- 取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
- 取得者のいる工場だけでは手が足りないため他の工場と連携をして業務の分担をする。
- 定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
- 取得した事例を他の対象従業員へ共有し安心して取得できるよう支援する。
〈男性従業員〉
- 育児休業を取得したきっかけ
- 3人目の子の出産で初めての育休取得を考えました。上の子と年子ということもあり、まだまだ手がかかりますし、何より奥さんの体調を第一優先に考えたかったので、上司に相談しました。
- 育児休業を取得して良かったこと
- 普段から家事育児には積極的に参加しているつもりでしたが、実際すべてを一人でやってみると想像以上に大変でした。育休を取得してよかったですよ。
- 育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
- 取得の半年前から同僚に伝え、仕事の一部を手伝ってほしいとお願いしたので、前もって伝えることで教育期間もでき、スキル確認をしてから育休に入れたため、安心して任せることができました。
- 育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
- 取得経験を通して、育児と両立している社員やその周囲への気配りが以前よりもできるようになり、 チームで仕事をするという意識が高まりました。また、時間配分や効率化のスキルが向上したと自負しております。
- これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
- 男性の育児休業での悩みは金銭面だと思います、前もって計算しておくことで心に余裕が持てます。また、取得期間中は社会保険が免除ですし、給付金は日数カウントのため土日もカウントされ給付金がでます。そんなに心配しなくても大丈夫です。
