企業の取組事例
(育児休業取組状況等の公表)

株式会社名鉄情報システム

  • 業種
    業種
    情報通信業
  • 所在地
    所在地
    名古屋市中村区名駅南1丁目21番12号
  • 従業員数
    従業員数
    89名

〈企業担当者〉

男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
採用活動へのプラス効果(企業イメージアップ)と離職を防止するため。
男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
社内規則(育児休業等に関する規定等)の改正と内容を周知した。
取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
課題:育休取得者の所属チーム内での業務負担増。
工夫:外部派遣社員や海外オフショアの活用。
取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
業務を属人化させないため、情報共有の徹底や業務マニュアル作成などを行った。

〈男性従業員〉

育児休業を取得したきっかけ
双子が産まれたということもあり、妻の負担を少しでも減らせないかと思い、育休を取得することを決めました。また、分割して育休を取得する制度が始まったこと、その時その時の子供たちと少しでも一緒に過ごしたい気持ちがありました。
育児休業を取得して良かったこと
一日を通して、子供たちにしてあげなければいけないことが分かったこと(ミルク、おむつ替え、離乳食、熱を測るなど)。それにより、自宅にいる時に子供たちに対して何をすればよいかが分かり、妻が普段育児で難しい家事をすることができた。
また、育休を取得したことにより、自分の精神面・体調面をリフレッシュすることができた。
育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
育休を取得するために、私が不在でも問題ないようにスケジュール調整を実施したこと。また、育休へ入る前に引き継ぐ内容を極力減らしたこと。
育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
父親としての自覚が高まり、育休前よりもさらに責任感や積極性を持って仕事に取り組むことができるようになった。また、家庭の緊急時にいつでも対応できるよう、仕事のスケジュール調整をきちんと行うことを考えるようになった。
これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
仕事が忙しく育休を取得できないもしくは取得しづらい方がまだまだ多いと思います。自分がより良い環境で仕事を進めていくにも、良い家庭環境があってこそだと思います。
分割して育休を取得する制度もできました。この制度をうまく活用して、妻とコミュニケーションを取りながら、育児に参加し、より良い家庭を築いていってほしいと思います。
取得できないまたは取得しづらい方は、まず取得する意思を上司へ伝えるところから始めてみてはいかがでしょうか。また、育休を活用して自分自身もリフレッシュし、新たな気持ちで仕事に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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