企業の取組事例
(育児休業取組状況等の公表)

アイチ物流株式会社

  • 業種
    業種
    運輸業、郵便業
  • 所在地
    所在地
    東海市横須賀町天宝新田35番地の4
  • 従業員数
    従業員数
    200名

〈企業担当者〉

男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
次世代育成支援推進法の行動計画目標となっていること。
男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
制度があることを知らない従業員もいたので、社内報での周知、口頭でのフォローなどを行った。
取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
職場内で日頃から上司自身の家庭に関する情報を開示し、部下とワークライフバランスに関する価値観の共有を目的としたコミュニケーションを積極的にとり、相談しやすい環境を作っていた。
長期欠員に対する人員補填が課題であったが、同じ管轄の他現場から応援者を入れることが可能であったため、対応ができた。
取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
応援者による欠員補填と、応援者を出している側の現場の負荷のバランスをみた人員配置と、そういった人員配置のできる勤務シフトの作成を行った。
定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
取得者に育休取得記録を記入してもらい、情報共有を行う。また、給付金、保険料免除等について丁寧かつ具体的な説明をする。

〈男性従業員〉

育児休業を取得したきっかけ
妻から育休がれないか相談があった。第一子にまだ手がかかり、妻も自宅療養中で心配だったため。
育児休業を取得して良かったこと
妻が一人で育児を行うより、精神的、肉体的に多少の負担を減らすことができた。子どもとの時間を多くとることができ、子どもの喜ぶ顔が見られたこと。
育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
職場では多能工推進がされており、担当業務も個人で固定せずローテーションしながら作業しているため、特に引き継ぎ等の必要はなかった。
育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
育児の大変さを身をもって感じることができ、早く帰宅し、家事・育児を支援するために仕事の効率化をより意識して働くようになったため、残業低減につながっていると思う。
これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
子どもを持たない若い世代や、昔の考えを持っている人にとっては、育休=休暇と思われがちで、人の目を気にする人は取得しづらいように感じますが、職場の上司や仲間と日頃からコミュニケーションを取ることで取得しやすくなると思います。

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