イクボス宣言、5つの心得

イクボス宣言

知事始め
「あいちワーク・ライフ・バランス推進協議会」
構成団体トップが
「人が輝くあいち・イクボス宣言」をしました!

人が輝くあいち・ イクボス宣言
~ワーク・ライフ・バランスの更なる前進をめざして~

ワーク・ライフ・バランスの推進は、 誰もが、子育てや介護、家庭や地域での活動などの時間を大切にしながら生き生きと働き、健康で豊かな生活を送るため、また、人材を最大限に活かし、 より良い成果を生み出すためにも重要な取組であり、組織のトップや職場の上司が、自らの課題と捉えて行動することがワーク・ライフ・バランス実現の鍵となります。

私たちは、時間外労働の抑制や休暇取得を推進するとともに、多様な働き方・効率的な働き方を広めるなどの 「働き方改革」 を通じて、イクメンや子育て女性などが働きやすい職場づくりを進め、部下の仕事と家庭等の両立を応援しながら、組織としての成果も挙げていく 「イクボス」になります。

そして、 県内の企業や団体等に 「イクボス」 を増やす取組を拡げ、 ワーク・ ライフ・バランス推進の気運を更に高めて、誰もが夢と希望を抱き、 活躍できる「人が輝くあいち」の実現を目指してまいります。

平成27年8月25日

愛知県知事
日本労働組合総連合会愛知県連合会会長
愛知県経営者協会会長
愛知県商工会議所連合会会長
愛知県中小企業団体中央会会長
愛知県商工会連合会会長
愛知労働局長
名古屋市長

人が輝くあいち・イクボス宣言原文と署名を確認する

「人が輝くあいち・イクボス宣言」署名式 (平成27年8月25日 愛知県公館)

宣言文に署名後、ご出席の皆様から決意表明をいただき、
最後に記念撮影を行いました。

ご署名いただいた皆様
(敬称略)
日本労働組合総連合会愛知県連合会会長 土肥和則
愛知県経営者協会会長 清水順三
愛知県商工会議所連合会会長 岡谷篤一
愛知県中小企業団体中央会会長 鶴田欣也
愛知県商工会連合会会長 森田哲夫
愛知労働局長 藤澤勝博
名古屋市長 河村たかし
愛知県知事 大村秀章

ワーク・ライフ・バランスの推進は、性別や年齢にかかわらず、誰もが、子育てや介護、地域での活動などの時間を大切にしながら生き生きと働き、健康で豊かな生活を送るために必要な取組です。

そして、また、企業の方々にとりましても、少子高齢化による労働力人口の減少が懸念される中で、人材を最大限に活かし、より良い成果を生み出すために重要な取組であり、子育てや介護などを抱えた方々が、その能力を十分に発揮できるよう、職場環境を整備することは、今後の経営戦略としても不可欠なものです。

愛知県では、労使団体や他の行政機関等とともに設置した「あいちワーク・ライフ・バランス推進協議会」において、県内一斉ノー残業デーや職場における育児・介護との両立支援促進など、ワーク・ライフ・バランスの推進に官民一体となって取り組んできました。
また、「あいちイクメン・イクボス応援会議」を設置し、働きながら育児や家事を積極的に行う男性「イクメン」の普及拡大にも力を注いでいます。

こうした取組を更に前に進めていくためには、経営者を始め職場の上司や管理職の、部下のワーク・ライフ・バランスに対する理解が不可欠です。

「イクボス」とは、男女を問わず、部下の仕事と子育て・介護等との両立を応援しながら、組織としての成果も挙げていく経営者や管理職等を指す言葉です。まだ「イクメン」ほど認知度は高くないかもしれませんが、ワーク・ライフ・バランス実現の鍵を握る重要なキーワードです。

そこで、ワーク・ライフ・バランス推進の気運を更に高めていく契機とするために、知事を始め、協議会を構成する団体のトップが、自ら「イクボス」になって、その普及拡大を図ると宣言したものです。

このイクボス宣言を機に、県内企業等に「イクボス」を周知し、その拡大に向けて啓発を進めるとともに、ワーク・ライフ・バランスの一層の前進に向けた取組を推進し、誰もが生き生きと働き、活躍できる「人が輝くあいち」の実現を目指していきます。

5つの心得

心得その1

イクメンが活躍する企業は、
男女誰もが働きやすい企業です!

男女を問わず、育児や介護を担う従業員は増えています。育児等に積極的な男性“イクメン”が活躍する企業は、お互いに支え合うことができる職場環境を実現しています。

心得その2

イクメンが女性の活躍を支えます!

女性が育児や家事の多くを担っている現状では、職場での女性の活躍は大きく制限されます。
イクメンが増えれば、女性が生き生きと働きやすくなります。

心得その3

イクボスが職場を活性化します!

部下のワーク・ライフ・バランスを考え、彼(彼女)のキャリアと人生を応援しながら、組織として成果を挙げられる管理職(上司)“イクボス”が、イクメンや女性が活躍するための鍵となります。イクボスを育てましょう。

心得その4

ワーク・ライフ・バランスは、
重要な経営戦略のひとつです!

イクメン・イクボスを応援し、従業員のワーク・ライフ・バランスを進めることで、仕事への意欲や効率性が高まり、生産性が向上します。さらに、能力と経験のある従業員の定着が図られ、企業の持続的な発展の原動力となります。

心得その5

トップからのメッセージを
従業員に届けましょう!

イクメン・イクボスの活躍を推進するためには、経営者の理解・姿勢を明確に示すことが不可欠です。
トップからのメッセージを一人ひとりに届けることにより、従業員の安心、やる気につながります。

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