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  3. 株式会社坂角総本舖

女性の活躍が発展に不可欠
そのために始まったWLBへの取り組み

introduction

株式会社坂角総本舖

早い段階でWLBに注目できたのは
女性の活躍が必要な会社だったからこそ
株式会社坂角総本舖社屋

当社のお客様には女性の方が多くいらっしゃいます。そのお客樣方に満足していただくためには、製品やサービスに女性的な感性を反映させることが大切です。そのため当社の企業活動には女性の活躍が不可欠であり、経営層がそのことを強く意識した15〜20年ほど前から、当社は育児休業制度をはじめとするWLBに繋がる取り組みを推進してきました。
子を持つ女性社員が、仕事と家庭生活の両立を図るための支援制度の整備が、企業活動を行っていく上で欠かすことができないものだったのです。
現在では、社員の3分の2ほどを女性が占めていますが、対象となる女性社員のほとんどが育児休業を取得し、仕事に復帰するということが当たり前のことになっています。今後も、生涯を通して働き続けることができ、個人個人がスキルアップとともに人間的な成長もして自己実現につなげられる、そんな企業でありたいと願っています。

Initiatives

01 育児・介護に関する先進的な取組

●育児休業制度
子が1歳になる月の末日まで
●育児短時間勤務制度
子が小学1年生の学期末まで毎日2時間の短縮、給与減額なし
●配偶者出産休暇
配偶者が出産した当日または翌日に1日取得可能(有給)
●介護短時間勤務制度
給与減額なし
●職場復帰のための面談
本人の勤務時間等の希望や家族からのサポート状況と、職場で期待される役割等、互いにどこまでできるかについて事前に詳細に話しあうことで、復帰後の本人と職場の認識のズレ等を解消し、さらに職場におけるWLBの理解促進にもつなげる。
  • 職場環境の活性化も実現した
    給与減額なしの育児短時間勤務制度

    既に育児休業制度を利用して仕事と家庭を両立した経験を持つ社員も多いため、周りの理解を得やすい環境だと思います。育児休業制度は、正社員だけではなく、非正規社員でも取得可能です。
    育児短時間勤務制度を利用する期間中での給与の減額はありません。働く時間は短縮されますが、その分、密度の濃い仕事をしていただいています。その様子を目の当たりにした周りのメンバーも、より仕事に集中するという相乗効果が出ています。このような周りへの良い影響も給与減額のない短時間勤務制度を導入したメリットだと感じています。こうした制度によって女性が働きやすい職場となり、女性社員が定着し、その結果、業績の安定に繋がっているとも考えています。

Cases

02 WLBにつながる様々な取組

●マイトレ
毎週一回、WLBについて社員が話し合う場を設け、WLBの方針などを確認
  • ●残業時間数や年次有給休暇の取得実績の報告
    グラフや表を用いて各部署に毎月通知、業務の効率化に取り組む
    ●資格取得支援制度
    資格取得時に祝金付与、受検料全額支給
    ●会社見学
    社員の子ども向けの会社見学を実施
  • 株式会社坂角総本舖
●メンタルヘルス専門機関への無料相談や専門医の紹介
  • 定期的に話し合いの機会を設けることで
    社員のWLBに対する意識を深める

  • 株式会社坂角総本舖
  • 平成20年より「マイトレ」という取り組みを続けています。「Myトレーニング」、「マインドトレーニング」「毎日のトレーニング」を掛けたネーミングで、小グループで様々なテーマについて話し合う機会を持とうということで始めました。週に一度はWLBをテーマとすることでWLBへの意識をさらに浸透させることが出きていると考えています。

Challenge

03 challenge for the future

  • 採用人数が多かった世代が40代を迎え、
    介護に関する制度策定が今後の課題

    会社の発展とともに、採用人数の多かった世代が40代を迎えています。介護のために休みを取りたい、という要望はまだないですが、「そろそろ介護が気になる」という世代が多く在籍していることは事実です。今後、ますます、その傾向が進んでいくと考えており、介護に関する取り組みの必要性を強く感じています。介護は育児と違ってゴールが見えないため、制度をどのような内容にしていくかが大きな課題です。

Advise

04これからWLBに取り組む企業様へのアドバイス

  • 現場の声をヒアリングし、経営方針と摺り合わせて
    会社に合った制度を作ることが大切

    制度を作っただけで、利用者が現れないことは少なくありません。業種によっては推進できることとできないことがあるはずですが、だからこそ現場の声を少しでも多く吸い上げ、その会社に合った制度を作り上げていくべきだと考えます。経営層といかに考え方を擦り合わせていくかも大切だと思います。

Feedbacks

05社員の声

  • 育児短時間勤務制度を利用しています。社内には、同じように制度を利用して仕事と子育てを両立している社員が多いので、周りの理解も得やすく、充実した毎日を送っています。
    母同士、子育ての相談に乗ってもらうこともしばしばです。制度を利用して早く退社できるので、夕飯やお風呂もゆっくりと子供と一緒に過ごせるのが、何よりもうれしいです。
    一方で、出産・子育てを通して仕事に深みが増し、働く女性としてもっと飛躍していきたい!と強く思うようになりました。安心して制度を利用できるこの環境で母としても働く女性としても成長していく姿を子供に見てもらえたらと思っています。
    東京支社 Y.Sさん(女性)

  • 平成9年・平成12年と二度の育児休暇を利用し、下の子が小学校入学前まで育児短時間勤務制度を利用。時短勤務制度が作られて間もない頃でとても不安でしたが、人事担当の方のフォローもあり、安心して働くことができました。
    時短勤務という事で、周りの方々の協力があってこそ働き続ける事ができましたが、限られた時間の中で効率よく働く事、周りの方々に感謝の気持ちを持つ事、ゆとりを持って子育てに時間を使える事、とても大切で勉強になった期間でした。当時、他のお母さん方にとても羨ましがられた制度です。この制度がなければ、働き続ける事は出来ませんでした。今続けられている事に感謝しています。
    総務部 M.Yさん(女性)

企業データ

株式会社坂角総本舖

  • 株式会社坂角総本舖
  • 業種
    製造業
    所在地
    東海市
    従業員
    519名(男性175名、女性344名)
    ※平成25年1月現在
    事業概要
    明治22年(1889年)の創業以来100有余年に渡ってえびせんべいの製造・販売を通して、人と人とのご縁を育む贈答ギフトサービスを展開しています。「美味しさ」と「サービス」を追求し、贈答ギフトサービス分野のオンリーワンを目指しています。
    URL
    http://www.bankaku.co.jp/