大和リース株式会社 名古屋支店
- 有志が集まる『WINGはあと』
プロジェクトで働きやすい環境づくり -
社員が働きやすい制度の整備と環境づくりを目指し、全社から募った有志を中心に結成する『WINGはあと』プロジェクトが活躍しています。発足当初は主に、女性が快適に働き続けられ、活躍できる会社を実現するための取り組みが行われていましたが、近年は女性に限らず、社員の誰もが自分らしく働き続けられる体制づくりを推進、WLBの実現に向けて様々な取組を実践しています。
また、年1回子ども参観日を実施することで、家族のコミュニケーション向上や、社員の家族へ向けた仕事に対する理解促進を図っています。
WINGはあと・・・平成25年4月1日から『WINGはあと』プロジェクトは、ワークライフバランス推進のための部署、ダイバーシティ推進室として新設されました。
育児・介護に関する先進的な取組
- ●積立有給休暇
- 取得権利の失効した年次有給休暇について、最高100日を限度に積み立てが可能。本人の疾病はもちろん、家族の看護や介護、出産、育児等にも活用が可能。
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- ●子が3歳まで認められる育児休業制度
- ●子ども参観日の実施
- ●育児休業者復職セミナーの実施
男性社員の子育てを推進する「ハローパパ制度」
配偶者が出産をした男性社員に対し、子の出生日翌日から5日間を休暇として認める「子育て休暇制度(ハローパパ制度:配偶者分娩休暇(2日間)+有給休暇(3日間)」を制定しています。また、取得時期に業務の都合がつかない場合には、子の出生日翌日から2ヶ月以内に取得ができる制度です。
『WINGはあと』プロジェクトによる復職サポート
『WINGはあと』プロジェクトでは、社内のイントラネットや毎月1回開催するテレビ会議を利用して、WLBに関する制度内容や活動案内を全社員にテレビ会議を利用して情報発信しています。また、育児休業からのスムーズな復職を促進するためにセミナーを開催。セミナーでは、復職社員による体験談の発表、社長メッセージにより、経営側もサポートしていることや、制度内容の説明などを行うことで安心して復職することができます。
産後だけではなく、妊娠中の社員についても短時間勤務を適用
育児短時間勤務制度、所定外労働の免除制度、時間外労働・深夜業の制限について、産後に限らず、妊娠中の社員にも適用しています。また、産後の育児短時間勤務制度については、小学校3年生以下の子を養育する社員全員が対象となっています。
介護休業は最長1年間取得可能
介護を要する者1人につき1ヶ月単位で通算9カ月、最長1年間、介護休業の取得ができます。また、介護短時間勤務制度では、1日の所定労働時間を1時間もしくは2時間短縮することができ、始業・終業時刻については会社が定める時間帯から社員が選択することができます。(短時間勤務制度については期限なし)
WLBにつながる様々な取組
- ●改善委員会の発足
- 各事業所で改善委員会を発足。WLBを含む様々な観点から、事業所における問題点の改善を実践。そうした取組はテレビ会議で発表し、お互いに参考にしている。
- ●ホームホリデー制度
- 年次有給休暇の計画的な取得を促進するための制度。年次有給休暇の範囲内において、四半期に3日以上の取得を目標。
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- ●ボランティア休暇
- 年間5日間を限度として取得可能(公休)。愛知県と協定を締結し、「海上の森自然環境保全地域」の希少植物保全に取り組んでいる。(年2回)活動当日はボランティア休暇を利用。
- ●リフレッシュ休暇
- 心身のリフレッシュを目指し、年次有給休暇の範囲内において、原則連続5日間の有給休暇取得を促進する制度。
- ●1時間単位(1年につき5日分以内)、もしくは半日単位で取得可能な年次有給休暇制度
- ●免許取得祝金支給制度
- 会社が指定する国家資格を取得した場合、資格取得時に取得祝金(資格によっては受験料等も会社が負担する場合あり)を支給し、資格取得を支援。
- ●ノー残業デー
- 事業所ごとに定めたノー残業デーには、、終業時刻である18時の30分後に消灯、施錠を実施。月末には、翌月のノー残業デーを設定し、当日の朝礼でもノー残業デーであることを確認することで、帰宅を促進。
- ●時間外勤務時間に関する事前申請・事前承認の徹底
- 時間外勤務(残業)をする場合には当日の17時30分までに上司に申請し、承認されることが条件。管理部がイントラ上でチェックし、「サービス残業」が発生することのないよう確認・注意を徹底。
challenge for the future
全社員にとっての快適な職場づくりを目指す
誰もが快適に働き続け、活躍できる職場環境を実現するため、さらなる制度の整備と環境づくりが不可欠であると考えています。また、女性管理職を目指す社員をサポートするメンター制度の導入を検討しており、いずれは全社員に拡げていきたいと思います。また、今後はダイバーシティを視野に入れた多角的な取組を行っていきたいと考えています。
これからWLBに取り組む企業様へのアドバイス
時間単位の承認で休暇取得を促進
年次有給休暇を1時間単位で取得できる制度は、社員間でも大変好評です。自分自身の疾病や通院をはじめ、家族の看護・介護や子どもの学校行事への参加など、様々な用途に活用されています。ぜひ、時間単位や半日単位など、休暇取得に対するハードルが低くなるような制度を検討されてはいかがでしょうか。
大和リース株式会社 名古屋支店
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- 建設業
- 名古屋市
- 2058名(男性1629名、女性429名)※平成25年3月1日現在
- プレハブ建物のリース・販売、商業施設の土地活用事業、自動車・機器設備のリース事業、総合緑化事業・環境エネルギー事業
- http://www.daiwalease.co.jp/