「人が輝くあいち」ワーク・ライフ・バランスの更なる前進をめざしてファミフレネットあいち

家庭優先を実現するため
従業員みんなで
フォローしあう体制を確立
自己実現とＦＳ（家族の満足）を目指す

ＦＳ（Family Satisfaction＝家族の満足）を目指す 社労士事務所: 中小企業に対して人事・総務のアウトソーシングを行っている「社会保険労務士」の事務所だけに、自所の労働環境こそ快適であらねばならないと考え、「仕事の充実を通して家族私生活の充実を実現する」と企業理念を掲げています。
所員6名のうち5名が女性、しかもうち4名が子育て中のママということもあり、ＷＬＢの導入は設立時からの必須事項でした。女性所員の夫が転勤となった際には、「在宅勤務制度」を設け、スカイプやイントラネットにアクセスできるようＰＣを支給するなど、働き続けられる環境整備を行いました。また、勤務時間の希望調査を年1回行い、家庭の事情等に合わせて自由に働き方を選択できる機会を設けています。その結果、週1～2日在宅で仕事を行う所員や短時間勤務を利用する所員など多様な働き方ができるようになりました。ＣＳ（顧客満足）、ＥＳ（従業員満足）に続き、家族みんなが幸せになれるよう「ＦＳ（家族満足）」を目指しています。

どんな時にも仕事を空けない工夫を行い
誰もが休みやすい環境づくりを創出
ＦＳ（Family Satisfaction）を目指す同所では、所長自ら「家庭優先」を所員に声掛けしています。子どもの急病など、所員の予期できない休みに対応するため、顧問契約を行うクライアントへは必ず2名以上で担当。メール送信は必ず両担当者へ転送し、連絡を密に行い、また繁忙期には業務を分担して行うなど、どんな場合でも仕事に支障が出ない体制を取っています。
そのため、安心して休める環境であるばかりでなく「急に休んで申し訳ない」「周囲に迷惑をかけてしまう」といった休む側の精神的負担も軽減。なお、育児休業は100％取得、復帰も100％という実績を継続中です。育児短時間勤務、始業・就業時間の繰上・繰上など時間もフレキシブルに選択できるため、ママになっても働きやすい職場づくりができています。

家族みんなで行く慰安旅行でコミュニケーションを図る
「所員同士のコミュニケーションが大事」と年に1回の家族同伴の慰安旅行を行っています。「今年はどこに行くの！？」と所員の家族も心待ちにしているそう。どんな仲間とどんな仕事をしているかを所員の家族に知ってもらうことは、家族間の会話も弾み、関係もより良好になります。所員同士もお互いの家族の顔を知っていることで、コミュニケーションが活発になるというメリットもあります。
また、女性所員および所員の家族対象に子宮がん・乳がん検診を実施し、女性特有の病気にも配慮しています。

「くるみんマーク」の取得と
女性管理職の登用を目指しています
私たちは「個人事務所であっても、一企業として責任を持って働く環境を快適なものにして、働く人やその家族を大切にしていきたい」と社内改革を進めてきました。これまでは女性のための施策を数多く行ってきましたが、次は（機会が訪れたら）男性の育児休業を進めて厚生労働省の「くるみんマーク」を取得したいと思っています。
さらに、女性管理職の登用を進めていきます。「自分の奥さんやお母さんが、仲間とともに元気で楽しく仕事をしている姿は家族にとってもきっと幸せだろう。働きやすい環境の中で、女性の力を活かしてもらいたい」…そんな思いが、所員の生きがい、働きがいとなってくれたらうれしいと思います。