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労働時間の削減や
育児支援制度の拡充で
復帰後も働きやすい職場環境を整備

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マックスバリュ中部株式会社

女性の活躍を推進する部署を設立し
退職率を減らす

マックスバリュ中部株式会社は、2013年にマックスバリュ中京株式会社と合併して営業エリアを広げました。会社の理念のひとつ「働く仲間のお役に立つ」の実現と多様な人材が活躍できる風土を構築するため、2014年「ダイバーシティ推進プロジェクト」を立ち上げました。そして、全従業員の約8割を占める「“女性”の活躍を推進」し、ライフイベントを機に退職する女性従業員を減らすために、25歳を対象としたキャリアデザイン研修を実施、一方で、2005年から、育児・介護支援に関する制度をパートタイム従業員も利用できるよう適用範囲を拡大するなど、女性従業員定着に向けた環境整備を進めました。こうしたことにより、従業員がなりたい自分を意識するようになり、横のつながりも強化され、制度の充実も相まって退職率も削減されつつあります。

Initiatives

01 育児・介護に関する先進的な取組

●子が3歳未満まで取得できる育児休業
(法:子が1歳に達するまで取得可能))
●子が中学校就学前まで取得でき、3時間を超えない範囲で短縮できる育児短時間勤務制度
(法:子が3歳まで利用可能)
●子が小学校3年生の年度末まで、子1人につき年10日まで取得できる看護休暇(5日まで有給)
(法:子が小学校就学前まで、1人につき年5日、2人以上の場合は年10日取得可能)
●短期育児休暇(10日、有給)
独自の取組
●最長2年まで取得できる介護休業(法:93日)
●2年まで取得できる介護短時間勤務制度
(法:介護休業を取得した日数を通算して93日)
●年10日まで取得できる介護休暇制度(5日まで有給)
(法:1人につき年5日、2人以上の場合は年10日取得可能)
●イオングッドライフクラブ(会社と従業員が会費を折半する互助会)による一時保育費用や介護費用の補助
  • 男女ともに利用できる短期育児休暇で、
    男性の育児参加も支援

    全従業員に各種制度をアナウンスしているものの、男性従業員には当事者である感覚が女性と比較すると薄いため、出産祝い金等の申請手続きの際に、制度の紹介をしています。すると「知らなかった」と驚かれるケースが多くあるのがまだまだ現状です。男性従業員の育児休業・短期育児休暇の取得には、管理職や店長の理解が必須であることから、労使共同で育児介護支援ハンドブック制作、上司向けの啓発コラムを織り込み管理職にも配付するなど、職場の上司や同僚等に向けた意識改革も行っています。
    「短期育児休暇」は、男女ともに10日間有給で取得可能な休暇です。会社として仕事と育児の両立を応援する姿勢を示すとともに、特に男性従業員には積極的に育児に参加できるようにとの狙いで始めました。また、従業員全体の7割以上を占めるパートタイム従業員も不安なく仕事と育児・介護等の両立ができるように、勤続1年以上であれば正社員と同様に育児、介護支援に関する制度を利用できるようにするなど、従業員が働きやすい職場環境づくりに努めており、パートタイム従業員でも毎年育児休業等の取得実績があります。

Cases

02 WLBにつながる様々な取組

●ダイバーシティ推進室を設置(現在は人事部に統合)、推進組織としてプロジェクトもスタート
●勤続10年目までの女性従業員を対象にしたキャリアデザイン研修の実施
●本部従業員も店舗の繁忙期に応援ができるよう体制を整備(マルチジョブの推進)
●残業を削減するため変形労働時間を活用
●特別休日・有給休暇の年間取得計画を作成し、有給休暇の取得が少ない従業員には上司から働きかける
wlb
Challenge

03 challenge for the future

  • 配偶者同席の面談を実施し、
    復帰後も家族の協力が得られるよう促す

    小売業、特に食品を扱うスーパーマーケットは、店舗の営業時間等で長時間労働になりがちです。働き方の改革を行い、長時間労働の削減や、有給休暇が取りやすくなるような取り組みをしていきたいと思っています。
    また、育児休業中で復帰を控えた従業員に対しては、育児経験のある人事担当者が面談を行っておりますが、復帰後も活き活きと働いてもらうためには、家族の協力が不可欠となるので、これからは配偶者にも一緒に面談の場に参加していただき、復帰後の生活について、意識の共有ができればと思っています。

Advise

04これからWLBに取り組む企業様へのアドバイス

  • 「思いやりの気持ち」を醸成しましょう

    法を上回る制度が多くあり、制度としては充分整備されているという自負はありますが、ワーク・ライフ・バランスを実現するには、お互いの状況を知り、思いやる気持ちを持てるような雰囲気を醸成することが大切ではないかと思います。
    また、「仕事の見える化を行い、効率よく業務を行えるよう取組を行う」などワーク・ライフ・バランスの実現にはいろいろなアプローチがあると思いますので、多くの人を巻き込んで、ワーク・ライフ・バランスを浸透させていきましょう。

企業データ

マックスバリュ中部株式会社

  • 業種
    卸売業,小売業
    所在地
    名古屋市中区
    従業員
    9,706名(男性2,699名、女性7,007名)
    事業概要
    「マックスバリュ」「ザ・ビッグエクスプレス」などの食品スーパーマーケットチェーン運営
    URL
    http://www.mv-chubu.co.jp/