ニュートラル株式会社
- フレックスタイム制と時短勤務の併用で
女性社員が増えて明るい職場に -
ソフトウェア業界は、エンジニアの残業(長時間勤務)が多いというイメージから、女性が結婚、出産後も仕事を継続するのは、難しいと言われてきました。しかし、当社の全社平均残業時間は20時間ほど。さらに、女性エンジニアの働きやすい環境を整えるため、出産の際の手当だけでなく、より職場復帰をしやすい環境にと、フレックスタイム制と時短勤務を併用できるようにしました。その結果、出産を理由に退職する人は皆無となり、若い女性社員も増え、職場の雰囲気が自然と明るくなりました。
また、年次有給休暇をより取得しやすくするため、四半期ごとに年次有給休暇取得計画を作成し、年次有給休暇をどこで取るかをあらかじめ考えてもらうことで、自ら年次有給休暇を取得することを促しています。その結果、日々多忙な業務の中でも、計画的に年次有給休暇を取得し、休暇を楽しむ社員が増えました。
育児・介護に関する先進的な取組
- ●フレックスタイム制+時短勤務の併用で、育児や介護をしながらでも働きやすい環境を整備
- ●育児休業中の社員へは社内報を送付、復帰前には復帰後の働き方について、上司と面談を実施
- ●出産時に一時金を支給
WLBにつながる様々な取組
- ●年次有給休暇取得計画の提出
- 四半期ごとに提出し、各自でスケジュールを把握することで、休暇を取りやすくする工夫。取得率70%が目標
- ●勤務地は希望制
- 転勤によって生活が変わらないよう勤務地は社員の希望を優先(転勤無し)
- ●メンタルヘルス研修会の実施
- まずは監督者から情報収集や意識改革を目指すため、管理職向けの研修を積極的に実施
- ●自己啓発活動の支援
- 資格取得を仕事へのモチベーションにしてもらうため、資格手当の支給や、勤務時間中の社外研修の受講を許容
- ●アイデアサロンの開催
- 普段の小さな気づきや思いを大切に、アイデアサロンを開催
アイデアサロンの開催で
社員のニーズをもれなく把握「社員が仕事に夢を持てる会社創り」「社員が生活に夢を持てる会社創り」という経営理念のもと、社員が意欲的に働ける環境づくりを行ってきました。まず法定内で各種制度を整備したことをきっかけに、社員からニーズを吸い上げて制度を見直し、よりよい制度づくりを進めています。
challenge for the future
メンタルヘルスの予防策や
制度の周知活動に努めたい個々の能力がシビアに問われる業界であることから、職場でのストレスが社会問題になった時期に、メンタルヘルスの対策を始めました。会社には無関係の方を相談員におき、メールや電話、お茶をしながら…と気軽に話せるようにしています。ほんの少しの息抜きが、意外とストレス解消につながるため、業務多忙時も余裕がなくなることが少なくなった、との報告もあります。このような成果を受け、今後も、時代の流れや社員のニーズに合わせて柔軟に対応していこうと思います。また、介護休業や男性の育児休業なども、社員が取得しやすいような社内の雰囲気づくりや制度の周知に努めていこうと思います。
社員の声
二人目の出産で妻の育児負担が増えたため、育児休業を利用しました。
育児休業中は月々の収入が減少しますが、自分が育児に対して積極的になることができ、少しながら自信がもてるようになりました。
育児・家事の大変さに気づく意味でも、取得できる制度があるのであれば利用することをおすすめします。
【システム部 THさん(男性)】
ニュートラル株式会社
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- 情報通信サービス業
- 名古屋市
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303名(男性262名、女性41名 平均年齢35歳)
※平成25年1月現在 - CAD/CAMシステム開発、業務系システム開発、医療系(電子カルテ)、公共(文教)系システム開発等多画提案から設計、製造、導入、保守までトータルでサービスを提供する独立系のソフトハウスメーカー。
- http://www.neut.co.jp/