株式会社大垣共立銀行(名古屋支店)
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大垣共立銀行では、仕事と家庭の両立を支援するための環境づくりを積極的に進めています。短時間勤務のほか、家庭の状況に合わせて柔軟に働き方を変えることができる「コース転換制度」・「キャリア転換制度」の導入など、結婚・育児を経験後も活躍できる様々なサポート制度が充実しています。
長ければ数年間にもなる育休のブランクを埋めるために、「育休者のつどい」の開催や、3か月に1回、育休者向けの育休便り「めばえ」を発行するなど、人事部が中心となって育休中の行員のサポートを行っています。
また、復帰後1か月は、業務へ慣れるための慣らし期間を設けるユニークな制度もあります。復帰時の不安解消や、保育園からの距離など生活環境が変化することに配慮した制度で、銀行全体で全面的にバックアップし、職場復帰へつなげていくため、新しい生活を不安なくスムーズに行うことができます。
育児・介護に関する先進的な取組
- ●子が3歳になる年度末まで取得可能な育児休業
- ●子が小学校に入学するまで取得可能な時間外労働の免除制度
- ●家庭の状況に合わせて柔軟に働き方を変えることができる「コース転換制度」・「キャリア転換制度」
- ●育休中の行員のサポート
- つどいを開催、育休便り「めばえ」を発行(3ヶ月に1回)
- ●再雇用の条件を通常より緩和した出産・育児退職者再雇用制度
- 行員としての勤続年数が3年以上必要である条件について勤続1年以上に緩和
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個々の価値観で
選択できる多様な勤務形態個々の家庭の状況に合わせて、柔軟に働き方を変えることができる「キャリア転換制度」は、例えば育児休業後、数年間はアシスタント(パート)として短時間勤務を続けた後、元の資格を保有したまま、再び行員として復帰するもので、休業前のキャリアを無駄にすることなく活躍できるのが魅力です。
WLBにつながる様々な取組
- ●半日単位の年次有給休暇制度(年2回まで)
- ●所定外・時間外労働削減を推進するため19時30分以降の時間外勤務事前報告を制度化
- ●所定外・時間外労働時間削減への取組
- ●年次有給休暇のうち1日を計画的に付与するハートフル休暇制度の創設
長4年取得できる
安心の休職制度病やメンタルヘルス不調に対しての休職期間は、最大4年に設定されています(勤続年数15年以上の行員が対象)。疾病もメンタルヘルスも、復職時期を予定できないため、あせらずに治療や療養をしてもらう意味で、長期間の休職期間を設けています。
女性の活躍を推進する
「なでしこ事務局」を設置女性の活躍を推進するための取組も盛んに行っています。活動を行う組織として「なでしこ事務局」を創設し、女性が生き生きと働ける職場づくりを進めています。ここでは女性リーダーを育成するための「21世紀なでしこCollege」や女性同士の交流会「なでしこネット」の運営、イキイキと働いている女性行員を紹介する「なでしこ通信」の配信などの活動に取り組んでいます。
仕事への意欲と向上心を育てる取組
ユニークなサービスで知られる大垣共立銀行には、マスコミ、コンビニ、ホテル、メーカーなど、銀行とは異なる業種で仕事を経験し、サービスを学ぶ「異業種研修制度」があります。これは、銀行から一歩離れてサービスの本質を見つめ直し、銀行内の意識改革につなげることを狙いとしています。
また、社会人として役立つ知識や一般教養を学ぶことを目的として開催されるホリデースクール、先輩行員によるスキルアップセミナーなど、様々な取組によって仕事に対する意欲と向上心を育て、失敗を恐れない個人の自由な発想を大きく広げる礎を作っています。
challenge for the future
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復帰者のキャリアアップを目指し
教育制度を設備女性行員がおよそ1,300名いる中で、育休者が115名、産前・産後休暇中が20名と約1割が産休・育児休業中です。そもそも育児休業を3歳の年度末まで延長することになったのは、子が小さいうちの復帰は、両立が難しいとの声があったからでした。そのため、キャリアを活かし、再び働ける環境が整ったことは大変喜ばしいことです。今後は、スムーズな人員配置や、復帰者が指導者としてキャリアアップしていけるような教育制度を整えていきたいと思います。
これからWLBに取り組む企業様へのアドバイス
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制度を利用しやすくする工夫が重要
WLBを推進するために、まずは制度の充実、そして制度を利用しやすい環境にするための工夫が必要だと思います。育休者を、まず人事部に所属させる狙いもそこにあります。この先配属される支店での理解を広げるためにも、段階を踏むことで、今後の制度利用促進につながると考えています。一緒に働く上司や同僚の理解によって、気持ちよく仕事ができるようになるため、風通しのよい環境への配慮は常に必要だと思います。
株式会社大垣共立銀行(名古屋支店)
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- 金融業
- 名古屋市
- 3,307名(男性:1,821名 女性:1,486名)
- キャッシュコーナーの365日年中無休稼動「エブリデーバンキング」(国内金融機関初)、年中無休の窓口営業「エブリデープラザ」(全国金融機関初)、コンビニATM「ゼロバンク」。2012年9月には全国初「手のひらだけで取引可能」な手のひら認証ATM「ピピット」の取扱を開始。金融をサービス業として捉え、お客さま目線に立ったサービスを展開している地方銀行です。
- http://www.okb.co.jp/