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時間を有効に使う「メリハリワーク」で
労働時間短縮と
プライベートの充実を推進

introduction

中部電力株式会社

性別や年齢にとらわれず
だれもが能力発揮できる環境を目指す

会社の持続的な成長を実現していくためには、「お客さまニーズへの対応」「労働力の確保」「CSRの推進」という3つの視点に立った多様な人財の確保・育成が必要であるという理念の下、性別や年齢などにとらわれず、だれもが能力が発揮できる環境づくりを目指して様々な取り組みを行っています。
また、ライフが安定し充実してこそ、ワークで能力を存分に発揮できると考えているため、「ライフ・ワーク・バランス」と呼ぶようにしています。
現在、男女問わず全従業員の仕事と育児・介護の両立、ライフ・ワーク・バランスの基礎となる「メリハリワーク※」の推進など、働き方全般に関する取り組みを実施しており、さらなる制度の充実、環境の整備、従業員への周知を図っています。
また、中部電力では、「中部ダイバーシティNet」の幹事企業としての活動も行っています。「中部ダイバーシティNet」は、中部地域の企業が連携し、情報や各社の取り組み事例を共有することによって、人財の多様性を認め尊重する企業風土を醸成することを目的として発足しました。これらの取り組みを通して、厚生労働省「次世代育成支援対策推進法」認定マーク(愛称「くるみん」)の取得、愛知県「ファミリー・フレンドリー企業」表彰、名古屋市「子育て支援企業」優秀賞、同「ワーク・ライフ・バランス推進企業」など多方面から評価をいただいております。

※メリハリワークとは、仕事に効率よく集中して取り組む働き方のことです。

Initiatives

01育児・介護に関する先進的な制度や取り組み

●育児休職制度(子が満2歳に達する日まで)
●介護休職制度(通算2年まで)
●育児・介護のための「フレックスタイム勤務措置」、「勤務時間の短縮措置」
●幼稚園・保育所や託児施設、ベビーシッター等の各種育児サービス、介護施設・介護サービスの利用料補助など様々な用途に利用可能な厚生制度。
●育児・介護休職中も社内イントラネットの閲覧ができる環境整備や、社内報の郵送などを通じて休職者へ会社情報を提供。
  • 女性だけでなく、男性の育児参加も推進

●「仕事と育児の両立支援ガイドブック」(女性・男性・管理職向け)
妊娠から出産、復帰にいたるまでの期間に利用できる制度や、男性が育児休職を取得する方法などを時系列でまとめ、社内のイントラネットに掲載しています。また、上司として留意すべき点なども記載し、妊娠した女性や育児休職を取得したい男性と、上司とのコミュニケーションツールとしても役立っています。
●男性従業員の積極的な育児参加を支援
配偶者の産後8週間中に育児休職を取得した場合は「ライフ・サポート休暇」(有給休暇)が充当できます。また、子供が生まれた男性従業員とその上司にむけて、育児休職の取得を奨励するメールを送信しています。
今後も様々な取り組みを通して男性の育児参加を推進していきます。
Cases

02WLBにつながる様々な取組

  • ●管理職が「いかすボス」となり、ライフ・ワーク・バランスの推進や職場をいきいきさせる活動を展開
    ●19時、20時、21時に帰宅を促す管内放送を流し、残業時間低減を推進
    ●事業場の実態に合わせた早期退社デーの設定
  • 中部電力株式会社

    経営層も「いかすボス宣言」

●「休暇取得計画表」を活用した計画的な休暇取得の推進
●ライフ・ワーク・バランスに関わる情報をイントラネットに掲載
  • 仕事に効率よく集中して取り組む働き方
    「メリハリワーク」を推進

    毎年11月を「メリハリワーク強調月間」と定め、メリハリワークの重要性や取り組み事例等を従業員に紹介し、事業場でのメリハリワークの定着やライフ・ワークバランを充実させる意識醸成を図っています。

  • 生産性向上や柔軟な働き方を推進

    ●「フレックスタイム勤務制」
    生産性向上や、業務の繁閑や家庭の状況等に応じた柔軟な働き方ができます。
    ●「テレワーク」
    ICTを活用したテレワーク(在宅勤務、モバイルワーク、サテライトオフィス)により、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方を推進しています。
    ●「ライフ・サポート休暇」(有給)
    本人の疾病、家族の学校行事参加、介護・看護、資格取得、自己啓発、社会貢献など、幅広い事由に利用できます。
Challenge

03challenge for the future

  • 制度を活用することで自己成長につなげる

    ライフ・ワーク・バランスは、ほどほどに働き、プライベートを大事にしようという考えではありません。結婚や出産を経ても働き続けられる、仕事と家庭を両立できるという環境を整えることは、優秀な人財を流出させない、そして、企業の成長につながるという考えのもとに行っています。その分、単に働き続けるだけではなく、キャリアに応じてしっかりとスキルを培い、成長を遂げられるような働きかけを、今後も行っていきたいと考えています。

Advise

04これからWLBに取り組む企業様へのアドバイス

  • 働きやすい仕組みを作ることで、従業員に安心して長く働いてもらうことができ、結果、様々なスキルを培った人財を確保できます。つまり、長期的にみると、企業の成長につながってきます。
    このようなライフ・ワーク・バランスに関する取り組みの必要性をご理解いただき、積極的に取り組まれてみてはいかがでしょうか。

Feedbacks

05社員の声

  • 妻が家事・育児をする中での復職となると負担が大きくなると思いましたので、家事・育児全般を引き受け、妻のスムーズな復職を支援するため育児休業を取得しました。女性が子育てや家事をやるものだという、古い習慣みたいなものがまだ残っている中で、自身で子育てや家事を経験してみて、ライフ・ワーク・バランスを二人で考えるきっかけとしたかったのも取得理由の一つです。家事・育児の大変さというのが身に染みたので、できる限り家庭の時間を増やそうと思い、今まで以上に効率的に、スピード感を持って働く意識が生まれました。メリハリワークの意識が向上したのも大きいです。(H.Yさん)

企業データ

中部電力株式会社

  • 中部電力株式会社
  • 業種
    電気・ガス・熱供給・水道業
    所在地
    名古屋市東区
    従業員
    3,884名(男性3,633名 女性251名)
    事業概要
    電気事業およびその附帯事業、ガス事業、分散型エネルギー事業、海外コンサルティング・投資事業、不動産管理事業、IT事業など
    URL
    http://www.chuden.co.jp